AI生成イラスト投稿のススメ
制作スタイルをアップデートする機会の到来?
先日、イラスト素材の需要に関するアンケートを実施いたしました。
アンケート結果はコチラ ↓↓↓
人気の高いイラスト素材は予想通り上位にランクインしましたが、想像以上の投票数を獲得したのは第7位の「AI生成」でした。
このワードは最近話題になっており、ユーザーの関心度も高いと思われます。
この結果から、AI生成イラストに対する需要が急上昇していることが伺えます。
AI技術の進化により、ユーザーは新たなクリエイティブな表現を求めており、その一環としてAI生成によるイラスト素材が注目を集めています。
これはクリエイターにとっても新たな可能性を切り拓くことができるチャンスと言えます。
今後ますますAI生成イラストの需要が拡大することが予想され、クリエイティブ業界においても大きな影響を与えると想像しています。
クリパレはAI生成イラストに肯定的
はじめに、クリパレはAI生成イラストに対して肯定的な見解を持っています。ただし、一部のクリエイターのテイストを連想させるAI生成イラストの公開については否定的です。
個人的な楽しみとして利用する場合には問題ありませんが、外部に公開する際は慎重さが必要であると考えています。
現在の議論の中心には、クリエイターへの配慮や還元が不十分であるという点が多く含まれていると感じています。私たちもこの問題の進展について法整備の観点も注視しながら、適切な対応を心掛けていきます。
AI生成の進化により既存のストックイラストクリエイターだけでなく、新たにAI生成を使ったクリエイターも含め、誰もが収益を上げることができる新しいプラットフォームへとクリパレを成長させたいと考えています。
上記を踏まえた上で、クリパレで作品を投稿する際の留意点などをご紹介します!
クリパレで投稿できるAI生成イラストとは?
クリパレでは問題性の高い作品を排除し、汎用性の高いイラストに絞って受付けを行います。
また、AI生成イラストによって生まれる作品の著作権についても考慮しています。
AI生成イラストを投稿前の素材としての認識を周知し、作成者が二次加工を行った上での投稿を行なっていただきます。
これにより、著作権の問題をできる限り回避し、公正な環境を提供したいと考えています。
◎ 作品投稿の流れ
◎ 投稿していただきたいAI生成イラスト
クリパレでは、先述の問題点を回避するために、以下のような汎用性の高いAI生成イラストの投稿をお願いしたいと考えています。
都市のビル群や街並みなど人工的建造物
宇宙空間や惑星、空や星座
自然の風景や四季のイメージ
昆虫・動物・植物など生き物全般
自動車・飛行機・船など乗り物全般
パソコン・インテリア・その他の機械製品
背景素材や群衆など、背景に利用できる要素
抽象的な自然物や人物、人工物や模様など
ビジネスシーンで使用されるデザイン(図形)テイストのイラスト
汎用性の高いアイコンやピクトグラムなど
投稿例の一部を挙げましたが、それ以外の作品も審査スタッフが問題ないと判断すれば、前向きに受付を行います。クリエイターの皆さんの多様なアイデアや創造力を期待しています。
◎ 創作的な二次加工イラストの一例
AI生成イラストを用意した上で、以下のよう二次加工を行い作品の投稿をお願いいたします。
決して難しく考える必要はありませんので、自由な発想で自身の作品として完成させてください。
メインイラストを自身で制作し、背景にAI生成イラストを配置した
複数のAI生成イラストを組み合わせてオリジナルイラストを作成した
AI生成イラストにフィルターや色調整などの加工を行った
例えばパソコンや自動車など、単体で使用する想定のイラストは、背景を透明または白色に加工した
同じテイストのイラストを複数生成し、イラストセットとしてレイアウトした
AI生成写真を加工してイラスト風に仕上げた
AI生成イラストの不自然な部分を修正した
◎ 投稿不可(却下)対象となるAI生成イラストの一例
下記要素が認められる場合、運営側の審査で却下といたします。
汎用性が低いと判断される素材・イラスト(アニメ調のキャラクターの立ち絵、1枚絵など)
著名なアーティスト・画家の画風が顕著に表現しているイラスト
ご自身が著作権を有していないものを学習させて生成したイラスト
イラストレーターの絵を学習させたAIモデルから生成し、且つ学習対象の特定が容易に可能と想定されるもの(”模倣”とされる行為)
その他、利用規約に反すると運営内で判断したもの
詳しくは、クリパレ利用規約>ダウンロード会員をご参照ください。
◎ 投稿サイズにも注意が必要です
クリパレの有料版素材の投稿可能サイズは、縦横どちらかが5,000px以上である必要があります。
一般的にAI生成イラストを作成した場合、5,000pxという大きなサイズでの出力は困難です。
その場合、アップスケールという画像をキレイに引き延ばす処理を行う必要があります。
AI技術を活用したアップスケール専用のWebサービスやアプリケーションを使用することで低解像度のAI生成イラストを高解像度に変換することが可能です。
上記アップスケールを行わず、例えばAdobe Photoshopなどでリサイズを行うと、拡大の際に生じる画像の乱れ(ジャギー・ぼけ)が表現され、クリパレの有料版素材の販売基準に達することができず、投稿時に「却下」の対応となってしまいます。
AI生成イラストは、一見簡単なように感じられる方も多いと推察しますが、販売を目的とした高画質なイラスト素材を制作するには、それなりの学習と技術が必要です。また、場合によってはサービスやアプリに費用がかかることも考慮しなければなりません。
◎ 作品の投稿フォームについて
クリパレで作品を投稿する際の注意点に関してもご紹介します。
作品の投稿可能サイズは、縦横どちらかが5,000px以上です
AI生成イラストを投稿する場合、カテゴリは「AI生成イラスト」を選択してください
タグを自由に入力できますので検索されやすいタグ(複数可)を入力してください
投稿するAI生成イラストが、クリパレのみでの販売の場合、専属作品は「クリパレ専属」を選択してください
悩みは解消されましたか?
AI生成イラストで収益を上げたいと検討されている皆さんのお悩みは解消されたでしょうか?
2023年6月から投稿が始まったAI生成イラストは、着実に認知度が高まり、作品数も少しずつ増えています。
しかし、先述の却下理由により、作品が「却下」される場合も多分にあります。
クリパレとしては、せっかく投稿された作品が無駄になることは非常に惜しいと感じています。
今回の記事を通して、AI生成イラストに関心を抱いていただき、新しいスキルとしてクリパレへの投稿の機会を増やしていただきたいと考えています。
今回は以上です!
これからもクリパレをどうぞよろしくお願いいたします!
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