オペラのまど第1回公演〜オペラ《注文の多い料理店》

2018.4.10(火)18:30開演@川口リリア音楽ホール

【前提】
・猟師役の高崎翔平さんの日本語歌唱を研究に行くため。
・日本語のオペラの勉強に。
・主催:オペラのまど https://operanomado.amebaownd.com
・原作:宮澤賢治さん、台本:宗左近さん、作曲:前田佳世子さん

【思ったこと】
★うたの練習
・まず最後にみんなで歌う「たのしいおやまのうた」の練習を作曲家自身によるレクチャーで行われた。作曲家の人柄を伺える楽しい講座だった。面白かった。詩の解釈を交えながら(例:「おてんとうさまはかんかんかん」は昼を表し、「うーーーーーー(つきのひかりは)つんつんつん」はよるを表す。「つんつんつん」は月の光のこと。)のトークが面白かった。
・20分ほど練習し、10分休憩をとって、19:00からオペラが始まる。
・いつ、どうやって、何幕くらいで、休憩が入るのかどうか、どうやったら終わるのかが全くわからなかったので、不安に思った。

★オペラ《注文の多い料理店》
・編成はピアノ、ヴァイオリン、チェロ、ホルン。ピアノ以外の音が鳴るとちょっと贅沢に感じる。
・歌の旋律は3度進行が多用される。
・背景となるオケの表現がとても繊細で綺麗。
・ドラマのスピード、テンポはほぼ一定に感じる。
・ピアニスト居福健太郎さんのハープやチェレスタを模したような奏法が大変美しかった。
・テノールの糸賀修平さんの日本語は聴き取りやすい。そして最後にはHi-Dを出していた。

★まとめ
・山猫の親分役の野間愛さんが主催らしい。歌手発信による新しい日本語のオペラの委嘱と制作はとても重要だと思う。予算など大変なことがとても多いと思うが、頑張ってもらいたい。

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