2017.5.29 作曲メモ
★清教徒(Puritan)について
・イングランド国教会の改革を唱えたプロテスタント(カルヴァン派)のグループ
・イングランド国教会は後の聖公会
・フランスではユグノー教徒(Huguenot)のこと
1518頃 ルターの書物によってフランスに宗教改革が伝わる
1521 ローマ・カトリック教会がルターを非難
→プロテスタントは殉教か亡命の道
(以降、カルヴァン派の影響も受けるようになる)
1534 イギリスはローマ・カトリック教会から独立して
プロテスタントに属する
1562-1598 ユグノー戦争→フランス内戦(カトリックvsプロテスタント)
1598 ナントの勅令→アンリ4世は改革派に宗教上の保証を与えた
(=プロテスタントを守る)
1610 アンリ4世の死後、ルイ13世が成人すると改革派に威圧的な
態度をとった。
1627-1628 ラ・ロシェルの包囲戦(籠城戦)
→ユグノーはイングランドの援助を受けるも敗退
★清教徒(=ユグノー=カルヴァン派)の特徴
(1) 回心の体験
(2) 高い倫理性→真面目で、酒&タバコを慎み、清く正しく生きることをモットーとする、など
(3) 各個教会主義(=どこからも管理されない教会)
★フェルトンについて(by Wiki)
・ジョン・フェルトン(英語版)
・実在の人物。ウィンター男爵の忠実な部下で、清廉潔白な清教徒。後にミレディーに篭絡され、バッキンガム公を殺害する。
★ミレディについて(by Wiki)
・ミレディー・ド・ウィンター(他にアンヌ・ド・ブリュイ、シャルロット・バクソン、クラリックなどの別名・別姓を持つ。)
・リシュリューの腹心で、美貌と知恵を兼ね備えた謎の女。
・自分を貶めた者に復讐する癖があり、陰険。神を信じず、己の力のみを信じる。
・胸に百合の烙印があり、秘められた過去を持つ。ウィンター卿は亡き夫の兄(義兄)。
・生前最後の台詞は英語でなされた。モデルとなった人物は、バッキンガムの愛人だったカーライル公爵夫人ルーシー・ヘイ(英語版)だと言われている。
・ミレディの記述
http://www17.plala.or.jp/syuun/page121.html
★フェルトンとミレディについて
・フェルトンは敬虔な清教徒のため、女性の色香には興味がなかった。
・「自分は敬虔なユグノー教徒であり、バッキンガム公爵にも襲われた」と嘘をついて、フェルトンを籠絡する。