No.19 ひろさき地域活動応援隊FUYAKU -地域活性を通じて若者が活躍できる場所-
こんにちは!学生団体CRENECTIONの宮下夏芽です。
今回取材させていただいたのは、青森県弘前市(ひろさきし)で活動されているひろさき地域活動応援隊FUYAKU代表の佐藤綾哉さん。
ひろさき地域活動応援隊は、弘前市を走る弘南鉄道の利用促進や認知度を高める活動を主に行っている団体です。
<活動を始めたきっかけ>
佐藤さんが活動を始めたきっかけについてお聞きしました。
その中で佐藤さんを含めた学生ができることはないかという話になったそうです。
そして実際にラッピング電車を運用したところ、反応も良くその後も継続して行われたそうです。
<現在の活動>
今年度も弘南鉄道との事業などを主に活動されているそうです。
都会ではできない体験であったり、地域の中に学生の活躍できる場所がある、といったそこでしかできないこと、得られないことが魅力だと話してくださいました。やりがいとしては自分たちのやりたいことを地域内で出来るということや、やったことを地域の方に評価してもらえる環境があること、また自分たちの活動が必要とされていると感じることも大きい要素になっているそうです。
私は個人的に、このお話がとても印象的でした。私が普段、他団体で活動している場所は良くも悪くも大人数の中の1人の学生という認識がありました。地方では一人一人認めてもらえる実感がしっかりと感じられる。そんな環境が少し羨ましいなと感じました。
<団体の課題>
活動しているとやりがいがあると同時に課題も出てくると思います。
現在直面している課題についてお聞きしました。
団体としても、活動としても継続できるかという課題でした。
佐藤さん自身も大学院2年生であったり、FUYAKUメンバーも大学4年生の方が多く今年度は活動できるものの、来年度以降どう運営していくかという悩みがあったそうです。
地域を盛り上げていくには継続する必要性は私自身も活動を通して強く感じています。
学生団体では3、4年周期でどうしてもぶつかってしまう壁だと改めて痛感しました。
<学生が地域で活動する意義>
改めて、地域で活動する学生団体の存在について考える機会になりました。
若い人が地域を活性化する。盛り上がって終わりではなく、地域の方や、その団体に関わる様々な方から得られる知識や技術などを将来に活かすことができるようになる。地域活動は多方面が盛り上がるきっかけになると感じました。
<今後の活動について>
新しい方に入ってもらうのは、団体を存続させるためだけではなく、佐藤さん自身が感じている若者の成長の両立をもっと普及し、体験してもらいたいという思いがあるそうです。
新しい方に入ってもらうにはどうアプローチして今後につなげていくかお聞きしました。
思わずえっ…?と声に出してしまいました。
始めは衝撃でしたが、都会と地方それぞれ良さがあり、また課題もあります。地域の弱みや課題を逆手に取り、強みや特徴を活かして活動してもらう。こうして地域活性の取材をしなければ気付くことができなかったことだと感じました。
<最後に>
取材前から2つの路線の名前を聞いて田んぼが目の前に広がっていたり、りんごがなっている木を見ながら電車に揺られるのだろうと想像して、実際に乗ってみたいとずっと思っていました。
この取材を通して、地方と都心のまちづくりの違い。また地域活性をしている学生団体について改めて考える機会になりました。まだまだ沢山知らないまちづくりがあると思うと、とってもワクワクします。ぜひ今後もひろさき地域活動応援隊FUYAKUさんにご注目ください!
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