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【クレモナ通信】第12号 2020年5月11日月曜日

1.今週の一言


 おはようございます。
 先週もコロナの話題ばっかりでしたね。
 多くの人がライバーと言って、ネットからライブ配信をしています。クラシック音楽でも同様に若手(と言っても、私より上の30代の女性ですが…)を中心に、「17ライブ」などに出演されています。
 実は先日その動画の配信をみたのですが、クラシック音楽の演奏者というよりは、一昔前のキャバクラか何かと同じような印象を受けてしまいました。そういったお仕事をバカにするのではないのですが、クレモナは”女を商売道具”には絶対に使わないし、そういった対象で多くの人に見られたくないです。
 監督の言うように「これはやったらダメ」です。その方々は一生懸命配信されているのでしょうが、その努力は別の方向へ向けるべきだと勝手な意見を言いたくなったので、見るのをやめてしまいました。
 その事を全体のミーティングで話をしたら、監督が「30代にもなっても夢を諦めなくて生きていけるほど、この国は豊かになったんだね」と、感心していました。これって、デフレのお陰かもしれませんが、絶対にあんな風になりたくないって強く思ったし、この状況でもう一歩踏む出さないと、自分たちもそうなってしまうという恐怖におののきました。
 
 こういったことをSNS上で言ってしまうとまた怒られるので、メルマガの読者さまにだけ、こっそりとお話をしました。
 という訳で、このコロナ禍においてしっかりとブラッシュアップさせていくことを改めて実感。本当にとことんまで頑張り続けます。


2.世界の注目ニュース 

このコーナーは、私が入手した世界のニュースを独断と偏見でランキングをして解説をするコーナーです。

5)「来たことを後悔すればいい」岡山県


 岡山県の知事、今後の観光を考えた時にかなりネガティブになってしまうことを想像もしないで、こんな発言をしてしまうほど、知事はパニックになってしまっているのでしょうか?
 こういう時こそ冷静になって、何が問題なのか、適切な対策とは何かを考えて実行しなければなりません。岡山県、心配です。


4)新型コロナ、持続的対策1年以上は必要、専門家の提言案判明


 感染封じ込め政策を取れば、長期間収束に時間がかかるのは自明です。そして多くの国民は恐らくこのことを理解できていません。少しだけ我慢すれば元通りになるって、思っているのかもしれません。
 長期化を見越して無駄な自粛からは早めに抜け出した方が良いのですが、近い将来のことを発信するリーダーがいないのが残念です。


3)ブランソン、政府に巨額援助を求める

 こういう時だけ自国政府の支援を頼るのってどうでしょうか?ブランソンは自分のロケット会社がうまくいっていなく、かなり苦境に立たされているのかもしれません。
 彼のオーストラリアの会社はすでに潰れてしまっているので、孫さんとかもハラハラしているのかもしれませんね。


2)ビル・ゲイツ氏すべてのリソースを新型コロナに向ける

 とことんまでお金持ちになったらそういった気持ちになるのかもしれませんが、彼には非常に期待しています。早期の経済活動の正常化には、治療薬とワクチンの実用化が欠かせません。
 日本の場合多くの国民がリスクをゼロにしたいと考えており、感染によってある程度の死亡者が出ることは政治的に難しくなるみたいで、過度な自粛を求めるようになっていると思います。


1)自粛要請から、自粛解除って・・・
 安倍首相を叩いてしまう事はとても簡単なのですが、自粛という言葉を理解していないのならあまりにも拙いことですし、分かっていて使っているのなら非常に偉そうで気持ち悪いです。
 私が言いたいのは、自粛って要請するものでも、解除するものでもないということ。あんたの仕事は、しっかりと20代の女子にでも理解できる言葉で、これからの事を説明しなければいけないってこと!以上。


3.注目の音楽ニュース


 私が得た音楽ニュースの中で関心のあるものをセレクトしランキングしました。

5)iPhoneが超リアル音声「バイノーラル録音」対応へ、特許資料公開


 アップルはこれまで、カメラの性能に拘っていましたが、ここにきてオーディオ分野に力を入れ始めています。でも次世代のスマート・スピーカーは、Amazonが一歩リードしています。
 きっとアップルは巻き返してくると思いますが、いずれにしても寡占状態から抜け出すためにアップルの参入は消費者にとっては喜ばしいことです。

4)ショパン国際コンクール、来年に延期


 ショパンコンクールは恐らく中止だろうというのが世間での噂だったのでそれほど影響はないのですが、来年の春ではなく、秋開催ということで、より慎重になっていると思います。
 いずれにしても、コンテスタントの皆さまにとっては試練が一年半も続くと思うと気の毒です。

3)エリザベト王妃国際音楽コンクール、一年延期

 最も権威と歴史のあるコンクールも延期になりました。
 このコンクールで思い出すのは、堀米さんが2012年、カルネを持たずに普通の税関を通り抜けようとしたので楽器を押収されて話題にになったことです。私から言わせると売買を目的としていなければ、持ち出した国へ再度持ち帰る書類が必要で、税関が勘違いしていると思ったのと同時に、堀米さんの行為は正当化されるようなものではない、と思っていたのですが、意外にも世間は同情していたのが不思議でした。

2)ドライブインでライブ


 ドライブインでライブっていよいよここまで来ましたね。引用サイトの写真でもわかるように、ソーシャルディスタンスを保ちながらのんびりと聞けるライブになっているみたいです。
 クラシック音楽に馴染めるかは別としてこう言った新しい試みがどんどんと出てくればいいと私は思っています。

1)伊藤忠、ヴァーチャルアーティストに本格参入

 とうとう伊藤忠までもが、やり始めました。この現象は単なるサブカルの一ジャンルと思えば大間違い。本格的にコンピューターを含む機械の演奏と、人間の演奏のバトルが幕を開けました。
 人類代表のクレモナとしては、常に圧倒的にコンピューターに勝てるように頑張りたいと思っていますし、機械相手に、人間に有利な方法で勝負ができるよう、つまりルールを人間が有利に構築できるよう考えていきたいです。
 本格的に、機械対人間の対決が始まったということを意味しています。という訳で、伊藤忠がらみの商品には今後手を付けないということも明記しておきます。


4.クレモナの活動日記


 このコーナーはクレモナの活動についてお話をします。コロナ禍であっても、前進していきたいし、出ていけるところから出ていけるようにしています。

1)土曜日はぴかりん生配信
 毎週土曜日は、Facebookグループ『池田市の輪』にボランティアで出演しております。この企画は生配信のボランティアということで、地元池田市の皆さまに、コロナ禍における自粛生活の気晴らしになるように盛り上げております。
 来週で一応ラストの予定、ぜひ見てください。

2)ウェブカメラを購入
 ZOOMというブランドのウェブカメラを購入しました。何といってもマイクの性能が格段に向上。
 携帯での配信ってやっぱり音がイマイチなんですよね。そう思っていた時に音響技術者の方から紹介してもらったのが、音楽の配信に特化したこのカメラです。
 一見カメラというより、マイクのように見えてしまいます。今後の配信にもご期待ください。

3)日曜日は練習日
 日曜日は、フルートゆきとの練習でした。日曜日は『母の日』ということだったので本拠地『ルーク・カフェ』ではカーネーションを販売していましたが、売れ残ってしまいました。
 仕方がないので、フルートゆきに1鉢買ってもらいました。

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4)Zoomで初めて会議をする
 クレモナで初めてZoom会議をしました。メンバーはそれぞれ「ステイホーム」して会議をしました。まず全員が近況を報告したのち、監督から現状の報告があり、現在の課題点と今後の進め方に至るまで充実した30分間でした。

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5)いよいよあやめちゃん農業動画が配信される予定
 クレモナではステイホーム期間中にそれぞれのメンバーが新しい試みをしているのですが、あやめちゃんは農業を担当。「お野菜日記」がYouTubeで配信されるようになりました。
 ぜひ、見てくださいね。


5.クレモナの楽器について

こんにちは!
本日はソプラノサックス担当みーこよりお届けします。

今回はバンマスぴかりんのファゴット編に続き、ソプラノサックスの「クレモナ」での役割についてご紹介したいと思います。

ファゴットの運動量に比べれば劣るかもしれませんが、ソプラノサックスも負けてはいないのではないでしょうか。
そもそも木管五重奏の一員として用いられることは少ないソプラノサックス。サックスカルテットやアンサンブルでは主に主旋律(メロディ)を演奏することが多く、クレモナでも主旋律を任されることが多いです。

では、「クレモナ」とソロやサックスアンサンブルとの違いは何でしょうか。

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