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【クレモナ通信】第13号 2020年5月14日木曜日

1.今週の一言


 おはようございます。
 またコロナのお話ばかりで皆さまもうんざりとされていますよね。ここにきて政府などの支援も続々と決まってきて、それは良いことだと思うのですが、どうもフリーランスである弱小の私たちみたいな音楽家にはその支援は届かないみたいです。非常に憤慨しているのですが、もうアホな政府には頼らなく自力でいくって心に誓いました。
 そう考えてみると、困った時だけ政府に頼ることなく、全てのリソースをお客さまに向けて発信していこうと考えることになりました。どうぞ、よろしくお願いいたします。
 


2.注目の音楽ニュース


 私が得た音楽ニュースの中で関心のあるものを勝手にセレクトしランキングしました。

5)Zoomが暗号技術開発のKeybaseを買収

 以前からセキュリティに問題があると言われている「Zoom」が信頼回復のために暗号技術の開発会社を回収しました。新型コロナ危機により多くの業務がリモートワークで自宅から処理されるようになるにつれ、企業ユーザーにとってセキュリティは従来以上に重要性を増しています。
 今後、Zoomが私たちの信頼を得ることができるか注視していきます。

4)約2万円でプロ並の性能を楽しめる万能マイク

 「ロード」の出すマイクは非常に評判がいいです。今後、YouTuberやポッドキャスターといった人たちが顧客になるであろうし、こういったところでも新しいテクノロジーが安価で使えるようになって業界の底上げにもなるので喜ばしいこと。

)アマゾン アレクサのシニアプロダクトマネジャー、巣ごもり達人になれる「AIスピーカーの使い方」

 毎年恒例のジェフ・ベゾスからの「株主への手紙」内容は当然ながら、コロナ危機への対応が中心だったみたいです。在宅期間が長びくこの頃、コロナ診断までは期待しなくても、話しかけると答えてくれるスマートスピーカーとの暮らしが注目されています。
 その中でスマートスピーカーの重要性が再認識されたのは意外な副産物です。いずれにしても、音楽が手に届くところにあるのが魅力で、今後もこういった視聴習慣は、無くならないと私は考えています。

2)新型コロナウイルスの影響を受ける文化芸術関係者に対する支援情報窓口

 いったい何がしたいのか訳が分からないサイトが立ち上がりました。はっきり言って文化庁は仕事していない。もうこういった文化庁からの助成金をもらう意味が消失しているし、国内のオケなどが、”文化庁は仕事していない”と、言う声がもっと上がればいいのに。
 こんなことをしても誰も怒らないということに驚きを禁じ得ません。

1)JLODライブの助成金がはじまる←これ最悪!

 経産省の肝いりで5月11日から助成金が開始と言われていたのですが、月末にずれ込むとの事みたいです。しかも請け負った会社がJLODという会社で最悪。補正予算870億円も使うみたいですが、クレモナが問い合わせをしたら門前払いされました。
 どうやら関係各団体に加盟していないと補助金の対象にはならないみたいです。例えば、一般)日本音楽制作者連盟とかになるのですが、年間12万円の会費が必要となっています。そんな団体に加盟している大手のプロモータしか対象にならないということで、私は非常に怒っています。断られても構わないのでこの助成金に応募するって決めました。
 私たちクレモナは大きなお金が欲しいのではなく、しっかりとこのコロナ禍を支えてほしいと望んでいます。絶対に負ける喧嘩でもしたるねん。待ってろよ!経産省!


3.クレモナの活動日記


 このコーナーはクレモナの活動についてお話をします。まず、4月の頭でメルマガの発刊作業があり、3月末はバタバタとしていました。その中で気になる活動についてご説明いたします。

1)Zoomのカメラのやり直し

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 4Kカメラでしっかりと収録したのですが、いろいろと手違いがありやり直しになりました。来週はこの4Kで撮った動画をYouTubeにアップできるよう頑張ります。

2)JLODライブの補助金
 経産省が取り組んでいる補助金に応募したのですが、クレモナは門前払いされました。非常に不愉快極まりない。
 仕方がないので、SNS上でさらしてやろうかと思ったのですが、監督からは止められました。それでも、この事業に個人でどこまでも挑戦してやるって、決意いたしました。
 かかっていってやるからな、経産省!

3)上野星矢さんのオーディションにエントリー

 このネットでのオーディションでクレモナが基準を満たしているかは不明ですが、取り敢えず応募してみました。
 できることは何でもするというモットーに積極的に取り組んでいます。
 また、このブログで報告いたしますね。

4)トリオの練習

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 水曜日はトリオの練習のため本拠地『ルーク・カフェ』に集合。
 しっかりと最後まで仕上げる作業を行いました。


4.クレモナの楽器について

本日は、フルート 森脇 佑季が担当いたします
どのような演奏を目指しているのか、フルートという楽器の役割とは?についてお話ししていきます!

【どのような演奏を目指しているのか】

何年か前まで、とにかく「音色を良くしたい」「技術を上げたい」「どんな曲でも吹けるようになりたい」ということを目標に練習していたように思います。
おそらく、上記のことが今の私の目指している演奏に繋がるのだと思いますが、今は「正確に演奏できるようになりたい」と思うようになりました。

正確な演奏というのは、音楽を聴くことが出来る演奏だと私は考えています。音程や音の長さ、強弱、音の発音など基本的なことが正確ではない程、そのことが気になって音楽を聴くことが出来なくなってしまいます。上手な人ほど、正確に演奏していて音楽以外のことに気を取られないのです。
当たり前なのですが、これが非常に難しい。なので、永遠と課題が見つかるのかもしれません。
アンサンブルにおいても、非常に大切なことです。

続いて【フルートの役割】について、考えていきます。

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