メンバーシップのお話
Kia ora. こんにちは。
今回はラグビークラブのメンバーシップの話をしようと思います。
プロ野球ではファンクラブ会員があるようにラグビーチームにもそういったものがあります。Jリーグではサポーターと言われたりしますね。
2020年終盤、ラグビー観戦はスーパーラグビーから入ったので、筆者はトップリーグで特に応援したいチームもなく、メンバーシップに入るならどこにしようかと考えていました。
その中でスーパーラグビーチームのTwitterがメンバーシップの宣伝をし出してきました。
1.スーパーラグビーのクラブチームのメンバーシップ
スーパーラグビーのチームのメンバーシップの場合、チケット特典が中心になっています。
ユニークなのはオークランドを本拠地に構えるブルーズのオークランド地下鉄の優待券でしょうか。(下の引用の一番下の項目です)
https://am.ticketmaster.com/bluesclub/Mahi_2021Membership#/
BENEFITS:
» 2021 Mahi membership merchandise pack
» VIP entrance at the stadium on game day
» 15% discount on merchandise from our online store
» Access to your membership pass on mobile
» A general admission membership seat for games YOU select within the 2021 Sky Super Rugby round robin home games at Eden Park
» Preferential rights to purchase tickets to home finals Blues play at Eden Park
» Exclusive Blues Club newsletter and match day insights
» Travel on trains, Northern Express (NX1) and the Manukau, Botany Pakuranga special event bus service is included with your membership to Blues matches at Eden Park
なお、姫野選手が所属するハイランダーズのメンバーシップのリンクは下のサムネイルからアクセスできます。
ホームページから画像を引用させていただきました。
最上位のプラチナが300NZD(≒24,000円)で6試合分のホームゲームでのラグビー場中央の座席が約束されるようです。
スーパーラグビーの試合単体だと同等の座席が8000円程(2020年初めの秩父宮でのサンウルブズ戦の場合)するので全試合観戦できればかなりリーズナブルではあります。
なので筆者がもしNZ在住orAUS在住である場合これらのメンバーシップに入っていた可能性は高いです。残念ながら日本在住でした。
2.某チームのメンバーシップに入ってみた
筆者はこの中で「現地に行けなくても良い」タイプのメンバーシップを検索してみたところ、ウェスタンフォースがそれに該当するものがあったので加入希望を出してみることにしました。
(2021年の1月頃に加入の希望を出しました。その頃が宣伝も多い時期でした。)
https://memberships.westernforce.com.au/rugby/force/Products/Products?productCategoryId=1&productSubCategoryId=1133
↑こちらが今回加入したメンバーシップのサイト
いわゆる「アウェイサポーター」…本拠地のパース以外の人を対象にしたファンクラブ会員のようなものです。
会員になろうと購入を試みたところ、オーストラリア以外の人を対象にしていないのかエラーが出ました。アルゼンチンの人は買わないのかな。
そこで、問い合わせ連絡先にメールしたところ返信とともに入力フォームのPDFデータを添付してくれたのでそこにデータを記入し再度送付しました。
費用としては、29AUD(会費)+16AUD(送料)=45AUD(約3600円/1AUD=80円換算)になりました。
(※メールのやり取りはもちろん英語です。もちろんGoogle翻訳と英語でのビジネスメールの書き方は確認した上でメールを送りました。)
今年はCovid-19の影響で飛行機・船の便数が減少していること。また、フォース側のメンバーシップのグッズの取りまとめ・選り分け作業(多分1500人くらい)に時間を要したことから、到着は4月末になりました。
全部のアイテムを郵便局に出し終えたのが3月19日の週だったらしいので、全体の中でも遅かった方だと思います。日本じゃないので仕方ないですね。
送られてきたアイテムはAmazonでアメリカの本を購入した時に入っているビニール袋の様なものに入っていました。
ホームページに書かれていたアイテムの通りに、
●保冷バッグ(500mlのビールが6本は入りそう。…だからパースのHBFパークのおじさんたちビールずっと飲んでるのか)
●ネックホルダー・カード・シール・ペン・バッジとそれが入ったケース
の6種類が梱包されていました。
これとは別にフォースの試合が始まる前日・試合終了後に前日評・マッチレポートのメールが送られてきました。
全体的には多分日本のラグビークラブと大きく変わらないだろうと思います。入ったことがないので今年から加入してみようと思っています。
3.トップリーグのメンバーシップ
トップリーグ…日本のラグビーチームの場合は「後援会」「ファンクラブ」などの名称でメンバーシップの特典を受けることができます。
規模縮小を強いられた宗像サニックスブルースのファンクラブのホームページを下に共有してみます。
ファンクラブのメンバーが急増すればある程度予算を付けてくれる可能性もありますしね。(本当は福岡の大企業にパトロンになってもらう方法もあると思うのですが宗像市という場所が難しいのでしょうか…。西鉄や麻生グループ、TOTO等、福岡県には大企業は意外とある)
日本の場合はパッケージ方式というよりは割引特典に重きが置かれている印象です。敷居の低さが日本のチームの特徴であり魅力であるかもしれませんね。
筆者は2021-2022年シーズンはリコーブラックラムズの後援会に加入を考えています。(メイン平選手が好きなだけともいう)
ラグビークラブの経営を支える意味でも、好きになったチーム・好きな選手のいるチームのファンクラブに入るのも良いかもしれません。