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複利のチカラ 魔界defiの歩き方(5)

 今週の魔界、個人的な注目は断然、DAI Stakerです。matic stakerのforkであるtomb stakerのL2として始まったプロジェクトですが、今週そのfirst termが終わります。
 現在lockされているDAIは395,074、引き出せるDAIは332,906です。その下に3つのPOOLがあります。どれもreturnがありえないくらい凄いですよね・・

DAI Stakerは前代未聞のプロジェクト!(と言っても過言ではないだろう・・)

例えば、INVESTMENT7日で260%ということは、私は$5,000入れているので、7日で$13,000返ってくることになっています。こんなことが現実にありえるのでしょうか?
※lockされている金額とcontract(引き出し可能)の金額の差分が約15%ありますが、これはtreasuryとなっていて、運用方針が近日発表されます。
 通常、tomb forkなどのdefiはオリジナルトークンが報酬で支払われます。ですから、そのトークンは時間が経つにつれて価格を落としていきます。それがいつもの目の当たりにしてきた光景です。このシリーズの2回目で書いた、時間との戦いに勝ったdefiは投資価値のあるdefiだということになりますが、その勝ち組でも30日も経てば、価格を数分の1レベルまで落としています。
 tomb stakerでも半信半疑で投資しました。tombは流通量が多く、それなりに価格が安定しているトークンです。むしろ、投資したときよりも現在の価格は上がっています。でも、DAIだと「一切」(!)価値が変化しない。そのまま報酬を受け取れることになります。魔界(やSTEPN)の事象を様々な角度から数値で検証してきたこのシリーズですが、このdefiは数値では全く計り知れない代物なのです。仕組み自体は本当にポンジスキームそのものです。
 本日、tomb stakerのfirst term(7days)が終わり、資金は残ったままになっています。全ての投資家が資金を引き出したら破綻したわけですから、このプロジェクトの可能性を信じて残っているというわけです。しかも、staked された資金はterm終了前の80%程度となっています。つまり、資金を引き出さずにそのまま投資に回した投資家も割合多かったということになります。

 DAI Stakerは4/7 , 4/9 , 4/11とまさに償還期間ともいえる日を相次いで迎えます。勝負の週となります。

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