自分のものは他人のものだが、一つたりとも渡さない。渡してなるものか。

耳をそがれて、

舌を抜かれ、

口を縫われて、

目を抜かれて

指を落とされ、

腕も足も引きちぎられ、

最後に"心"を入れられる

そうまでして大人になりたく無いのだ。

大人になりたく無いから社会人になるのだ。

大人とは自分の強靭な力の使い方を知る者で有り

自分の弱さを受け入れる事だ。

それが嫌で、

耳も口も指も目も腕も足も差し出して、借り物の心で駆動する

社会人となるのだ。

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