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《くりこむ万博とは何か?》立ち上げた想いと、その背景について

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はじめまして。くりこむ万博2024主宰の「たかちゃい」です。
この〈くりこむ万博〉は2022年に渋谷の小さなダイニングバーから始まり、昨年2023年に「初開催」として120人規模の大型イベントとしてスタートしました。【第二回目】となる2024年の開催に向けて、本日は立ち上げた背景や目指すゴールについて簡単に記事にさせていただきます。ぜひご覧ください。

「くりこむ万博2023|START」開催の様子

子どもの憧れる「大人」でありたい

僕自身、社会人になり8年が経ちますが今まで様々な大人に出会ってきました。その中には、ビジネスを成功させる人、個人事業としてブランドを確立してきた人、好きを仕事にして挑戦し続ける人、組織にとらわれず社内を巻き込んで自分のやりたいことを形にする人。みんな、僕にとって手の届かない立派な社会人です。しかし、実は僕自身が"憧れ"や"目標"にする大人は、どうやらそういった「ビジネス」や「事業」「効率よく」という大人よりも

自分の好きなことに前向きに取り組みながら
楽しそうに笑う大人

これが僕の憧れる〈もう1つの大人の姿〉でした。僕と同様に思う人も少なくはないんじゃないか..と思い。大人が1年に1度くらい、楽しく笑って子どものようにキラキラと生きる姿を発信することがしたくて、この「大人の文化祭」を企画しました。

去年のラストスピーチでそんな話をしました。良かったら聞いてみてください照。

想い描く理想の人生を作れる人たちを

さて、そんな「くりこむ万博」ですが僕自身が仲間を巻き込み、規模を拡大させていこうと毎年取り組んでいるのは、何も「文化祭」をしたいからだけではありません。くりこむ万博は、元はクリエイティブコミュニティCRECOM(読:くりこむ)からスタートしました。コミュニティ時代から、変わらず僕が持ち合わせてるのが、こんな想いです。

一人でも多くの人が「自分の人生がクリエティブだ」と胸を張って言える日本に。

僕は「クリエイティブ」という言葉を使うのですが、これは決してyoutubeを作ることでも、動画や写真を加工することでも、ADOBEのソフトを使いこなすことでもありません。

クリエイティブとは、その人に「ありたい姿」や「想い描く理想」があり、そして、そこに向かって努力をし、叶えようと挑戦し続ける事です。

僕はそんな人生のことを《クリエイティブライフ》と呼んでいます。

くりこむ万博に関わる人たちはまさに、そんな大人たちが集い、力を合わせてその舞台を準備しているチームです。もちろん、11月3日のステージを作るために一人一人が役割を持って取り組みますが。その一方で、彼ら自身にも1人1人の大切な「夢」や「目標」「理想」があり、それらを上手く、くりこむ万博の舞台や準備活動の中で表現していってほしい、経験していって欲しいと思っています。そんな想いが、我々『作り手』側にあるからこそ。そのチームで作る「場」には、そんなポジティブなエネルギーが充満し、訪れたゲストの皆さんも「何か新しいことに挑戦したいな!」「私も好きなことをもっと表現してみたいな!」と思ってもらえるわけです。

これが実のところ、よく質問される「くりこむ万博の作る世界観の力」です。

〈場づくり〉をする背景

この国の未来や、自身の将来を考えると正直嫌になるほど課題が山積みですよね..。正直何をどうすればいいのかさえわからない世の中ですが、でもやっぱり何もせずに年だけは取りたくない..何か1つでもいいから自分たちの力で解決していく一歩を踏み出したいと、僕らも考えています。僕らがユニークなのは、それを「固真面目」にやるのではなく「楽しく・笑いながら・遊びながら」取り組むということです。

特に創設者として考えている課題はこの5つです。

1|人や社会・地域との繋がり
2|ワーク中心から、人生を豊かにする時間を
3|未来に繋げるポジティブな文化形成を
4|世代や国籍、性別の枠にとらわれない多様性を尊重する場を
5|誰もが挑戦し、それを応援できる仲間と環境

1|人との繋がり

僕自身は兄弟が多く、ニュータウンで育ったため友達や近所付き合いが当たり前の時代と環境でした。だからこそ、上京してきてその希薄さに正直カルチャーショックでした。今や人生相談も恋愛相談も、ただご飯に行くさえお金を払わないとできないのか..と辟易しました。僕自身がシェアハウス生活でその寂しさを埋めてもらったように、僕らもまた違う形で人と人、地域と人、社会と人が気軽に楽しく繋がれる世界を体現したいと思いました。

友達同士の再会の場所にもなっている
知らない初対面同士でも円卓を囲み雑談が・・

2|人生を楽しむ時間を

前述したように僕らは働く観点で多くの場合人の優秀さ、実績、成功・成長を評価しがちです。ですが本来、大人である僕ら自身ももっと人生を謳歌すべきだと思いました。そして何より、お金や事業、ビジネスとして成り立っていなくともその人が人生を豊かにしているのであれば、それを評価し、認める社会であって欲しいと思いました。そんな「遊ぶ大人」「楽しむ大人」「夢中になれる子どものような大人」が格好良くなれる舞台を作りたかったです。

DJに挑戦中!これをきっかけに今では大活躍してる
毎年最高のパフォーマンスで会場を盛り上げてくれる

3|未来に遺す文化を

未来の子ども達に胸を張って未来を託すためには、自分自身が一生懸命社会のために取り組んだ活動が大切だと思いました。僕らは「11月3日文化の日に、大人たちが表現の舞台を作る文化」を残したいと思いました。それが子ども達の生活の中で、きっと素敵な文化として残っていくと信じています。

こんな世界が日本中に同じ日に、いろんな主催者の力で起こってほしい!

4|多様性を尊重する場を

僕らは多種多様な考え方や、生き方を尊重したいと思っています。そして、僕らの作る場がそんな人たちにとって表現・発信しやすい場所であって欲しいと思っています。だからこそ僕らがまず作る場が「文化祭」なのかもしれないです。

お子さんを連れて家族で参加!
海外の友達も遊びに来てくれた
ご家族でお店を盛り上げてくれました

5|一緒に挑戦できる「仲間と環境」

最後に、僕自身が自分の人生を通じて本当に「友達」や「仲間」に助けられてきました。人生の宝物と言っても過言ではありません。人はあまり強い生き物ではないと思っています。どれだけ野心があっても、闘争心があっても、時には心が折れて負けてしまうこともあります。それも含めて、隣で肩を取り合って、一緒に支え合ってくれる仲間がいることがとても大切だと思っています。この場を通じて出会う人たちが、ただの"出会い"から、何かの"縁"で人生にとってかけがえのない仲間になったら嬉しいです。そういう意味で「場づくりを共にする運営メンバー(チーム)」も1つの価値だと思っています。だからこそ、毎回僕はゲストに向かってこう言うんです。

次はあなたがクリエイターだ!

くりこむ万博に興味を持った人たちへ

ここまで読んでいただきありがとうございます。本日は「くりこむ万博が何か?」「どんなイベントか?」という事には全く言及せず、ひたすらに「立ち上げた時にどんな想いだったのか?」というところに絞って記事にしました。少し大きな話も多く、たかがイベント運営で大袈裟な想いだな・・と思われたかもしれません。もちろん、普段はあまり固真面目に考えずに、ただ楽しい!ワクワクする!という純粋無垢な「好奇心」で取り組んでくれてると思います。ただ、立ち上げた当人としては自分よりも年下の大切な若者の時間と人生をいただき、巻き込んでいる以上は『ただのイベント屋』ではなく、その先に人を巻き込むだけの「想い」と「ビジョン」は必要だな..と思っています。ここまで読んでくださった皆さんは、きっと1つでも共感いただける想いがあったのだと思います。

ぜひ、その想いを心にしまい込まずに。【くりこむ万博】という場で発散してみませんか?もし、心当たりがあれば気軽に僕や、チームメンバーに相談してみてください。ここまで長々と丁寧に書いたように僕らは皆さんの思いを尊重し、互いに高め合える仲間と環境です。ぜひ一緒に盛り上げていきましょう!そして【11月3日】現地でお会いできることを楽しみにしています。

2024.7.10

イベント情報

くりこむ万博2024
CROSS「」〜交わり生まれる新たなきみへ〜


◉開催日時
2024年11月3日(日)
〈第一部〉11:30〜15:30
〈第二部〉16:00〜20:00

◉会場
東京都江東区「門前仲町」
HYPERMIX門前仲町(門前仲町駅徒歩1分)

◉入場料
未公開(8月公開予定)

◉プログラム
・生演奏ライブ
・アート展
・マルシェ
・フード(キッチンカー)
・トークセッション
・他企画あり

今年のチラシができました!

くりこむ万博2024まで、116日!



\過去の開催の様子はこちらより/

\各種SNSなどはこちらより/

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