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【Last Speech】くりこむ万博未来の話です

この記事は【約7分】で読めます。


「くりこむ万博」とは?

「くりこむ万博」は、運営をCRECOM(個人事業主)。代表・高井直人(名称:たかちゃい)が主宰となり企画された「大人たちの文化祭」イベントのことです。2023年に渋谷で0回目開催を経て、今年2023年に念願の初開催を門前仲町の会場にて実現し、約120名の集客を達成しました。

主に、音楽、アート、マルシェやフード出店のほか。起業家やアーティストによるトークライブなど多種多様なコンテンツを出店しました。

▼詳しくはこれらの記事をご覧ください▼

主宰たかちゃい|熱きラストスピーチ

この記事は、上記くりこむ万博のラストを飾る主宰の「スピーチ」の内容をまとめさせてもらっています。動画もyoutubeで限定公開されていますので、良かったらぜひこちらもご覧下さい。

2023.11.3 くりこむ万博2023「START」主宰たかちゃいのラストスピーチ

くりこむ万博未来の話

CRECOMの軌跡

CRECOM(読:くりこむ)は、上京した8年前に作ったコミュニティの名前です。この8年間、コミュニティやシェアハウスや色々なことに取り組んできました。もちろん、これだけ活動していると失敗とか、挫折とか、言われようのない批判を受けることもありました。

でも、そういったものと比べても、こうしてみんなと過ごせる思い出と、そして小さくても叶えてきたの夢。そしてそこに向けて、過ごしてきた青春の日々が。私にとっては、すごく尊いものだと感じています。辛いことがあったとしても、それが笑い話になるくらい、今目の前に広がるこの景色が、私の宝物だなと思っています。すごく遠回りをしたけれど、ここまで諦めずやってこれて良かったなと今は言えます。

人生を"こなして"いませんか?

目標は、簡単に達成できないから"目標"であって
憧れは、簡単になれないから"憧れ"であって
夢は、簡単に叶えられないから"夢"である。

多くの人は、それを頭ではわかっている。けれど忙しい日々に心が忙殺され、気を遣うことがたくさんある。そして「夢を叶える」ということが「コスパの悪いこと」だと考える人もたくさんいるんだと思います。

しかし、もし人生を「コスパ」や「効率よく」や「容量よく」と考えるのであれば極端な話「生まれてきてすぐに死ねばいい」ってことになると私は思ってしまいます。だから、自分でも言い聞かすのですが「人生をこなしていないかな?」と。こなす人生は、勿体無いんじゃないかなと思います。

夢中になれる大人でありたい

"夢中"とは、「夢の中」と書きます。
仕事や作業に飲める込む事は「集中」と書きます。

〈好きなこと〉や〈やりたい事〉など
自分の想い描く理想の人生に向けて時間を忘れて取り組むということが
「夢中になる」という事だと思います。

胸に手を当てて「ここ最近、夢中になれたかな?」と自問自答してほしい。

少し大きな話になりますが、最近日本はオワコンだと言われます。少子高齢で子どもの数が減り、国力は衰えるとされています。しかし、私は決して「人の数が減ることが、国の豊かさが減る」という事ではないと思っています。

私は政治家ではないので、子どもの数を増やすような取り組みはできないですが。でも、日本という国で1人でも多く、できれば全員が「自分の人生がすごく充実している」「すごく楽しい」「夢中になれている」と胸を張って言えるのであれば、例え人口が減った国だとしても、それは"国の豊かさ"と言えるのではないでしょうか。

子ども達は、どんな大人に憧れるのか

では、国の豊かさを作る未来の子供たちは一体何を見て、未来に希望を抱くのでしょうか?これは、紛れもなく私たち「先に人生を生きている大人たち」「自分の人生を歩み始めている大人たち」です。彼らは、決してビジネスをする大人や起業をする大人たち"だけ"を見て、憧れるのか?それだけではないと私は思います。

・文化祭でバンドをする大人
・運動会で昔の武勇伝を片手に、頑張って走るパパ
・マルシェで自分の作品を出店しているママ

「夢中に自分が子どものように頑張って取り組む大人」の姿も、きっと子どもや学生たちから見て「憧れ」や「目標」になると私は思います。でも「自分らしく生きる」「自分の好きなことをやっていく事」が当たり前のことですが、その"当たり前"を続けるのが難しい時代です。だから私たちは、クリこむ万博を作ったのです。

11月3日に日本中で文化祭を

ここは、一人でも多くの人が誰でも自由に好きなことを表現・発信できる場所です。「大人たちの文化祭」です。

11月3日文化の日に、日本中に〈文化祭〉を作る
大人たちが表現・発信する〈文化〉を残す

これが、くりこむ万博の未来のゴールです。
でも、これらの夢は私1人がこうして100人弱のイベントを続けていても何も変わりません。だからこそ、日本全国で私と同じように、同じ想いを持ってたくさんの主催者によって、それぞれの想い描く「大人たちの文化祭」が開催していってほしいと思います。

10年後でも50年後でも、私たちが死んだ100年後だっていい。いつか未来の子供たちの間で

今年は「音楽祭」に行こうぜ!
私はアートが好きだから、アート展に行きたい。
僕らで「文化祭」を主催しようよ!!
来年は私がステージに立つんだ!

そんな会話が日常的に広がっている〈豊かな国〉であってほしい。

ここは、みんなにとってステージ

私が作る間の「くりこむ万博」は決してイベントではないようにしたい。「居場所」にしたいなと思っています。みんなが今抱いている細やかな夢や、目標や憧れだとしても。きっとここに集まるメンバーは、そんなあなたの夢を尊重してくれるし、認め合ってくれるし、応援してくれます。

今年、運営メンバーとして関わってくれた多くの人たちが、去年は参加者として遊びにきていた人たちです。私は、そうやって少しずつ周りの人たちが、表現する側、発信する側、夢中に子どものように何かに取り組むような憧れの大人になってほしいと思っています。

来年は、みなさんと一緒に作りたいと思っています。また来年もこの場所で会いましょう。次はあなたが、『クリエイター』です!

ありがとうございましたっ!!

2023.11.3 くりこむ万博主宰・たかちゃい

あとがき

ラストスピーチを終えての感想

みなさん、ここまで読んでくださりありがとうございました。イベントって黒字にするのすごく難しいんです。実は今回も人に言えないくらい赤字です。だからこそ、よく「なぜやるのか?」と言われるのですが、僕は正直このラストスピーチにそれ以上の価値を感じているんです。もちろん、黒字主催は目指しますが、それでも何万円払ってでも価値がある時間だと思っています。こうして、多くの友人や知人の時間をいただき自分の話を聞いてもらう。そんな機会って、そうそうないと思います。今年はトークライブやセッションでも、僕自身は登壇しなかったのですが。このラストスピーチが、僕にとっての最大の舞台でしたので、全力でぶつけました。その分、心に響いてくれた方もたくさんいらっしゃったようで、感想たくさんいただきました。こんな僕でも、誰かの力になれるんだと誇らしい気持ちでした。これからも初心を忘れずに、真摯に挑戦していきますので、また来年もよろしくお願いいたします!
 

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ご覧くださりありがとうございました。

2023.12.26

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