フリーランスに特化したお金の運用について⑦
割引あり
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの須藤です。
前回は、「株価の暴落」の話をしましたが、今回はより具体的に過去どのような事柄が原因で、暴落が起きてきたのかを掘り下げてみていきたいと思います。
なぜ株価は暴落するのか?
そもそも株価は何で暴落するのでしょうか。
株価が暴落する原因は色々あります。中でも投資家の心理が悪化することによる暴落が過去何度も見られました。
例えば、世界の経済に悪影響を与えるリスクイベントが発生すると経済の先行きについて不透明感が高まり、投資家の不安心理が高まります。いち早く将来のリスクを感じ取った投資家は保有する株を売却します。その売りが、別の投資家の不安心理を高めます。
そして売りの連鎖となることで、最終的に世界中の株価が暴落します。
近年ではテクノロジーの発展により、世界の株式市場は電子取引システムのネットワークにつながっています。このため、ある国で発生した株価の暴落は、瞬く間に他の国の株式市場に波及するようになりました。
原因が何であれ、株式市場が大暴落すればその影響は世界の経済活動に大きな影響を与えます。しかし、その影響がどの程度続くかは暴落した原因によります。例えば、金融クラッシュは長期にわたり世界経済を後退させる要因となります。一方、投機的な取引による暴落は短期で終息します。
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