効果的な学習法をいろいろ詰め込んだノート術のアイデア
この記事はこんな方にオススメ
試験で応用問題や要約問題などに正解できないことが多い
ノートをとるときにゴチャゴチャしてしまってまとめるのに苦戦する
ノート術を具体的に知って参考にしたい
今回は応用力を身につけるにはコーネル式ノート術が有効だぜ~というお話です。
ゴチャゴチャノート歓迎!「コーネル大学式ノート術」
いきなり「まとめよう」としない
コーネル式ノート術とは、コーネル大学のウォルター・パークが考案したノートの取り方です。特徴的なのは ノート1ページを分割して使うところ。
コーネル式ノートでは、
メインの内容を書いていくノートエリア
まとめ直しのキーワードエリア
文章での予約エリア
というふうにノートを三分割して使います。こんな感じ↓
講義中はひたすらノートエリアにガシガシ書いていき、講義のあとにキーワードエリアにまとめます。分割しておくことによって、「最初から綺麗にまとめなきゃ!」と頑張る必要はなくなるのです。
キーワード抽出・要約で応用力もアップ
コーネル式ノート術は応用力を高めるのに適しているのです。例えば、用語を等だけの問題ではなく論述問題でも答えられる知識を身につけることができます。
根拠となる研究
実際、ウィチタ州立大学が2008年に発表した研究では、応用問題にはコーネルノートが有効だぜ~という結果が示されています。
実験の介入
学生たちを二つのグループに分け、それぞれ別のノート術で授業を聞いてもらった。
コーネル式ノート術を活用
ガイド付きのノート(※)を活用
※ガイド付きのノートとは、「以下の知識は要注意」「次の解説はテストで頻出」などのポイントがに書かれているノートのこと。
それぞれのグループにおいて、期末テストでテストの出来を比較。
実験の結果
ガイド付きノートを使った学生達の方が事実に関する単純な記憶の成績は良かった
コーネル式ノートを使った学生たちの方が、複数の情報を組み合わせる応用問題の成績は良かった
実験の考察
ガイドつきのノートは、授業のなかで押さえるべきポイントが分かっていますから、試験の暗記問題に強いのは当然のこと。しかし、応用問題では通用しません。
コーネルノートでは、自分でノートをとり、「どこが重要か?」と考え、大事なキーワードを抽出したり内容を要約することで、知識の全体像を捉えることができると言えます。
【僕の心トレ】コーネルノートの改造版を紹介していく
僕が実践しているコーネルノートを紹介したいと思います。※細かいニュアンスを伝えるために動画でも解説しています。つたない説明でも聞き苦しくない方はどうぞ↓
僕が改造したコーネル式ノートでは、ノートエリア・キーワードエリア・コメントエリア・要約エリアという風に分けてみました。紙のノートだけでなくスマホアプリも活用します。
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