(ダイヤモンドのお話)朗読YouTube付き【テル!の宝石の部屋】…著者 高橋テル(クリエイター・テル) 監修 平田晃一
(ダイヤモンドのお話)朗読YouTube付き【テル!の宝石の部屋】
…著者 高橋テル(クリエイター・テル) 監修 平田晃一
※尚、このnoteは、【テル!の宝石の部屋】の中より№072【ダイヤモンドは宝石の王様です、いや絶対王者なんです!】から№096【天然ダイヤモンドや人工ダイヤモンドなどのこと】までのダイヤモンドに関するものを抜粋したものでございます。m(__)m
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★このnoteの内容は、【ダイヤモンドは宝石の王様です、いや絶対王者なんです!】、【ダイヤモンドの石言葉(宝石言葉)からその意味について】、【ダイヤモンドの生成・誕生から現在までのこと】、【ダイヤモンドと人類との出会いは紀元前4世紀にインドから始まる】、【世界を支配したダイヤモンド・シンジケート『デビアス』のこと】、【世界の王侯貴族たちを魅了した有名ダイヤモンドのこと】、【ダイヤモンドのその輝きと美しさの理由とは】、【ダイヤモンドグレーディングシステム『4C』のこと】、【色々な形をしたファンシーカットのこと】、【無色以外の多彩で個性的なファンシーカラーダイヤモンドのこと】、【天然ダイヤモンドや人工ダイヤモンドなどのこと】としてダイヤモンドの生成誕生から人類との歴史などダイヤモンドのことをより詳しく色々な側面からのお話となります。
今回ご提供するこの『(ダイヤモンドのお話)【テル!の宝石の部屋】』は、約3万7千文字となりますが、宝石の王様であるダイヤモンドに関してより詳しくお話しています。
これを見て頂ければ間違いなく、プロ並みのダイヤモンドに関する専門知識が身につくものと思います。(^O^)
こちらもお値段を色々考えました、その結果390円とさせて頂くことにしました。
どうぞよろしくお願い致します。m(__)m
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【目次】
◎№071【ダイヤモンドは宝石の王様です、いや絶対王者なんです!】その1
◎№072【ダイヤモンドは宝石の王様です、いや絶対王者なんです!】その2
◎№073【ダイヤモンドは宝石の王様です、いや絶対王者なんです!】その3
◎№074【ダイヤモンドは宝石の王様です、いや絶対王者なんです!】その4
◎№075【ダイヤモンドの石言葉(宝石言葉)からその意味について】
◎№076【ダイヤモンドの生成・誕生から現在までのこと】
◎№077【ダイヤモンドと人類との出会いは紀元前4世紀にインドから始まる】
◎№078【世界を支配したダイヤモンド・シンジケート『デビアス』のこと】
◎№079【世界の王侯貴族たちを魅了した有名ダイヤモンドのこと】その1
◎№080【世界の王侯貴族たちを魅了した有名ダイヤモンドのこと】その2
◎№081【世界の王侯貴族たちを魅了した有名ダイヤモンドのこと】その3
◎№082【世界の王侯貴族たちを魅了した有名ダイヤモンドのこと】その4
◎№083【世界の王侯貴族たちを魅了した有名ダイヤモンドのこと】その5
◎№084【世界の王侯貴族たちを魅了した有名ダイヤモンドのこと】その6
◎№085【ダイヤモンドのその輝きと美しさの理由とは】その1
◎№086【ダイヤモンドのその輝きと美しさの理由とは】その2
◎№087【ダイヤモンドのその輝きと美しさの理由とは】その3
◎№088【ダイヤモンドのその輝きと美しさの理由とは】その4
◎№089【ダイヤモンドグレーディングシステム『4C』のこと】その1
◎№090【ダイヤモンドグレーディングシステム『4C』のこと】その2
◎№091【ダイヤモンドグレーディングシステム『4C』のこと】その3
◎№092【ダイヤモンドグレーディングシステム『4C』のこと】その4
◎№093【ダイヤモンドグレーディングシステム『4C』のこと】その5
◎№094【色々な形をしたファンシーカットのこと】
◎№095【無色以外の多彩で個性的なファンシーカラーダイヤモンドのこと】
◎№096【天然ダイヤモンドや人工ダイヤモンドなどのこと】
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◎№071【ダイヤモンドは宝石の王様です、いや絶対王者なんです!】その1
おはよう、テルです。
今回は『【ダイヤモンドは宝石の王様です、いや絶対王者なんです!】その1』として宝石には色々な分類方法がありますが、その中から代表的な2つの分類方法についてお話しします。
◎その前に『宝石』を分類する方法はたくさんありますということを少しだけ書きますね。
例えば、鉱物学的にどんな鉱物の仲間なのか?。
結晶学的には〇〇晶系なのか?。
生物学的には、生物由来か、無生物なのか?。
モース硬度7には、どんな宝石が入るのか?。
などと色々な分類方法はあります。
唯、この【テル!の宝石の部屋】では、あくまで『宝石学』という学問の中での代表的な分類方法2つについてお話ししますね。
◎『宝石』の分け方として『貴石』と『半貴石』という分類方法があります。
※当然、宝石としての基準(条件)である『美しさ』、『希少性』、『耐久性』を備えた上での分類方法です。
〇貴石とは、言葉の通りに云えば貴い石ということで、約100種類の宝石の中から選ばれた石(宝石)たちのことです。
その代表が『ダイヤモンド』を始めとした、四大宝石(ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルド)であり、真珠が加わり五大宝石となり、これにオパールと翡翠が加わり七大宝石となり、ここにアレキサンドライト、ブラックオパール、キャッツアイ、スターサファイア、スタールビーなどが加わると十大宝石と呼ばれます。
※あれ!?、数が合わないなって思われた方もいるかも知れませんが、この〇大宝石という分類方法は、絶対的な定義はないので国や民族の価値観、好み、宝石商の思惑などで違いますので一応の目安としてお考えください。
〇そしてこの貴石に入らない数ある宝石たちを半貴石と呼びます。
◎もう一つの分類方法として宝石全般を『ダイヤモンド』と『色石(カラーストーン)』に分類するという方法があります。
全ての宝石を無色の『ダイヤモンド』とそれ以外の『色付きの宝石(色石)』に分類するという分け方です。
実は、この大雑把な分け方が『宝石』というものの本質を一番良く理解するには最高の分類方法だと私、テルは思っています。
『ダイヤモンド』のことが分かれば、宝石のことの半分は分かってしまうということなんですが、実際には、『ダイヤモンド』のことが分かれば宝石のことの7、8割は理解出来てしまうといっても良いのではないかと思います。
それほど、『ダイヤモンド』は、『宝石』の中でも群を抜いて難しく、奥が深くて広いものなんです。
『宝石(ジュエリー)』の中でも『ダイヤモンド』は常に中心的な存在である『宝石の王様』としてその威厳と尊厳を集めています。
その『ダイヤモンド』を中心に貴石である『ルビー、サファイア、エメラルド』が囲み、その回りをその他の美しい宝石たちが飾っているという光景が私、テルには浮かびます。
これで『【ダイヤモンドは宝石の王様です、いや絶対王者なんです!】その1』を終わります。
次回には、この続きを『その2』として『ダイヤモンド』の絶対王者の理由をテル流にお話ししますね。
いつもこの【テル!の宝石の部屋】を読んで頂いてありがとうございます。
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◎№072【ダイヤモンドは宝石の王様です、いや絶対王者なんです!】その2
おはよう、テルです。
今回は『【ダイヤモンドは宝石の王様です、いや絶対王者なんです!】その2』としてダイヤモンドはやっぱり宝石の王様であり、それも群を抜いた絶対王者なんですというお話しをします。
◎前回の話の中で『ダイヤモンド』のことが分かれば、宝石の7、8割が分かるようになりますよ、何て!?少々オーバーなことを言ってしまいましたね。
でもね、実際に100種類もある宝石の中でも『ダイヤモンド』は、宝石の全ての要素、特質、条件が揃っているエリート中のエリートであるということは確かなんですね。
つまり『ダイヤモンド』のことを理解できれば、その知識、経験は他の『宝石』を判断する時にも大いに役立つ能力が身に付くということなんですね。
その『ダイヤモンド』には宝石の基準(条件)の3つの要素(美しさ、希少性、耐久性)が全て揃っていますというお話はしましたね。
その3つの基準(条件)をもう少し詳しく見てみると『ダイヤモンド』は際立って優秀な宝石だということが分かります。
◎『宝石』の『美しさ』とは、色の美しさ、照りや輝きの強さ、姿かたちの良さ、そしてその宝石にしかない特殊効果(スタールビーのスター効果、キャッツアイの猫目効果、オパールの遊色効果など)があります。
〇『ダイヤモンド』は、無色透明が一番価値あるものとされていますが、実際には、多くの色が存在しています。
※その色々な色の中でも際立って美しい物だけが『ファンシーカラーダイヤモンド』として珍重されています。
〇『ダイヤモンド』のその命は、やはりその強い光の輝きであり、虹色の煌めきなんですね。
当然、その強い輝きを生むのは、光学的に計算されたカット方法によるところが大きいです。
〇その煌めく美しい輝き(金剛光沢)を生むのは、硬度10という硬さ(耐久性)であり、規則正しい結晶の形(等軸晶系)、高い屈折率(2.417)と分散率(0.044)が影響しています。
〇『ダイヤモンド』は、化学的にも大変安定している鉱物です。
強い酸にも、アルカリにも反応せず、酸化や劣化もありませんが、熱(約800℃以上で炭化)にだけは強くはありません。
このようにダイヤモンドには、他の宝石と比べても際立って優れた特性がたくさんあります、これも『宝石の王様』と云われる所以であり、私、テルが絶対王者だと思っている理由でもあります。
※この『ダイヤモンド』の特性を知るためには、色々なことを学ばなければなりません。
例えば、鉱物学のこと、結晶学のこと、光の屈折率や分散率のこと、硬度のこと、劈開(へきかい)や靭性(じんせい)のこと、カットやプロポーションのこと、宝石鑑定、鑑別のこと、そしてダイヤモンドのグレーデングなどを理解しなければなりません。
いかがでしょうか、これが分かれば他の『宝石』のことも分かるようになるのではないでしょうかね。!?
これで『【ダイヤモンドは宝石の王様です、いや絶対王者なんです!】その2』を終わります。
次回には、この続きを『その3』としてダイヤモンドの由来や歴史などをお話しします。
いつもこの【テル!の宝石の部屋】を読んで頂いてありがとうございます。
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