045◎№163『まとめ【皇帝の宝石と呼ばれる・アレキサンドライト(Alexandrite)について】その1~その2』
◎№163『まとめ【皇帝の宝石と呼ばれる・アレキサンドライト(Alexandrite)について】その1~その2』
おはよう、テルです。
今回は、『まとめ【皇帝の宝石と呼ばれる・アレキサンドライト(Alexandrite)について】その1~その2』までのお話をします。
◎ロシアでは『皇帝の宝石』と呼ばれている『アレキサンドライト』は日本ではあまり馴染みのない宝石(ジュエリー)ですが、世界的には大変人気があり、良質な物は『ダイヤモンド』よりも高価格で取引されています。
○4大宝石に次ぐ石として、この『アレキサンドライト』を加えて世界5大宝石とも称せられていますし、『宝石の王様』と呼ばれることもあります。
○『アレキサンドライト』は、鉱物的には『クリソベリル』の仲間ですが、その中でも変色効果のある希少性が高い宝石だけがこの名前で呼ばれています。
○変色効果とは、例えば日光の下では緑色がかった青から深緑に見えて、ロウソクの火や電灯の光の下では、すみれ色や深紅、赤紫色、紫色、あるいはオレンジ色に見えるような光源によってその色相が変わる性質のことです。
◎『アレキサンドライト』の名前の由来とは。
ロシアのウラル山脈で偶然に発見されたこの不思議な変色する石は、当時のロシア皇帝ニコライ1世に献上される事になりました。
その日がちょうどロシア皇太子(後のアレキサンダー2世)の12歳の誕生日でもあったことを記念して『アレキサンドライト』と命名されたと云われています。
◎『アレキサンドライト』の石言葉とは。
秘めた想い。
高貴。
誕生。
光栄。
出発。
◎『アレキサンドライト』(パワーストーンの意味)とは。
○『アレキサンドライト』は、周囲に振り回されずにありのままの自分を貫いて生きる強さと柔軟性を与えてくれると云われています。
○また、この石には二面性という性質を持っているので、周りにあまり影響されることなく自分らしく過ごすうちに、内に秘められた新しい面が現れてきて、そのギャップから生まれる個性的な魅力を発揮することもあると云われています。
など。
◎『アレキサンドライト』の魅力は、鮮やかで美しく変色するその不思議な特性にあります。
この効果のことを『変色効果』や『カラーチェンジ効果』と云いますが、石の名前をとって『アレキ(サンドライト)効果』とも云われています。
◎『アレキサンドライト』の鉱物学的な特性とは。
名称:アレキサンドライト(Alexandrite)。
和名:変彩金緑石(へんさいきんりょくせき)。
鉱物名:金緑石(クリソベリル)の変種。
化学組成:BeAl2O4。
結晶系:斜方晶系。
色:日光の下では緑色がかった青や青緑、深緑青色、白熱光の下ではすみれ色や深紅、赤紫、紫色を示します。
屈折率:1.74 - 1.76。
光沢:ガラス光沢。
比重:3.70 - 3.78。
モース硬度:8.5。
原産国:ロシア、ブラジル、スリランカ、インド、タンザニア、マダガスカルなど。
○ロシアのウラル山脈産の石には、優れた変色効果が見られると云われていますが、大変希少であり、現在では滅多に市場に出回らない為、高品質の物が出回れば大変な高値が付くと云われています。
など。
これで『まとめ【皇帝の宝石と呼ばれる・アレキサンドライト(Alexandrite)について】その1~その2』を終わります。
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