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(宝飾品に使われている貴金属のお話)朗読YouTube付き【テル!の宝石の部屋】…著者 高橋テル(クリエイター・テル) 監修 平田晃一

(宝飾品に使われている貴金属のお話)朗読YouTube付き【テル!の宝石の部屋】

…著者 高橋テル(クリエイター・テル) 監修 平田晃一

※尚、このnoteは、【テル!の宝石の部屋】の中より№029【何故、宝飾品(ジュエリー)には、貴金属が使われているのでしょうか】から№067【貴金属(金、銀、プラチナ及びパラジウム)の価格高騰による影響について】までの貴金属に関するものを抜粋したものでございます。m(__)m

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★このnoteの内容は、【何故、宝飾品(ジュエリー)には、貴金属が使われているのでしょうか】、【金、銀、プラチナは、即金性のある実物資産(実物貨幣)です】、【刻印が分かれば貴金属(金、銀、プラチナ)の真贋は出来る!?】、【貴金属(金、銀、プラチナ)の価値(価格)を決める要素とは】、【宝飾品に使われる貴金属(金、銀、プラチナ)は合金です】、【金(ゴールド)について】、【銀(シルバー)について】、【プラチナ(白金)について】、【貴金属(金、銀、プラチナ及びパラジウム)の価格高騰による影響について】についてのお話となります。

今回ご提供するこの『(宝飾品に使われている貴金属のお話)【テル!の宝石の部屋】』は、約3万1千文字となりますが、宝飾品に使われている貴金属(金・銀・プラチナ)に関して詳しくお話ししています。
これを見れば貴金属については、プロ並みの専門知識が身につくものと思います。(^O^)

こちらもお値段を色々考えました、その結果370円とさせて頂くことにしました。

どうぞよろしくお願い致します。m(__)m
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【目次】

◎№029【何故、宝飾品(ジュエリー)には、貴金属が使われているのでしょうか】その1

◎№030【何故、宝飾品(ジュエリー)には、貴金属が使われているのでしょうか】その2

◎№031【金、銀、プラチナは、即金性のある実物資産(実物貨幣)です】その1

◎№032【金、銀、プラチナは、即金性のある実物資産(実物貨幣)です】その2

◎№033【刻印が分かれば貴金属(金、銀、プラチナ)の真贋は出来る!?】その1

◎№034【刻印が分かれば貴金属(金、銀、プラチナ)の真贋は出来る!?】その2

◎№035【貴金属(金、銀、プラチナ)の価値(価格)を決める要素とは】その1

◎№036【貴金属(金、銀、プラチナ)の価値(価格)を決める要素とは】その2(純度のこと)

◎№037【宝飾品に使われる貴金属(金、銀、プラチナ)は合金です】その1

◎№038【宝飾品に使われる貴金属(金、銀、プラチナ)は合金です】その2

◎№039【金(ゴールド)について】その1

◎№040【金(ゴールド)について】その2

◎№041【金(ゴールド)について】その3

◎№042【銀(シルバー)について】その1

◎№043【銀(シルバー)について】その2

◎№044【銀(シルバー)について】その3

◎№045【プラチナ(白金)について】その1

◎№046【プラチナ(白金)について】その2

◎№047【プラチナ(白金)について】その3

◎№064【貴金属(金、銀、プラチナ及びパラジウム)の価格高騰による影響について】その1

◎№065【貴金属(金、銀、プラチナ及びパラジウム)の価格高騰による影響について】その2

◎№066【貴金属(金、銀、プラチナ及びパラジウム)の価格高騰による影響について】その3

◎№067【貴金属(金、銀、プラチナ及びパラジウム)の価格高騰による影響について】その4

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◎№029【何故、宝飾品(ジュエリー)には、貴金属が使われているのでしょうか】その1

おはよう、テルです。

今回は、『【何故、宝飾品(ジュエリー)には、貴金属が使われているのでしょうか】その1』として一般的に使われているアクセサリー素材についてのお話をしたいと思います。

◎実際に販売されているアクセサリー(ジュエリーを含む広い意味でのアクセサリー)には、貴金属である金、銀、プラチナだけではなく色々な金属や人工素材が使われているものです。

それはアクセサリーの種類や使い方などによってその用途にふさわしいものがその材料(素材)として選ばれて使用されているということだと思います。

例えば、安価ですがきれいに輝くカットガラスをメイン・ストーンとして指輪を作る場合に、その材料にわざわざ高価な貴金属(金、銀、プラチナ)を選ぶことはほとんど無いことと思います。

比較的安い材料であるガラスに高価な貴金属を使って装身具を作ることは、特別な意図がない限り行うことはないと思います。

一般的に云えば、アクセサリー作りには、そのメインの石(ガラスから宝石まで)によって装身具に使う材料(素材)はある程度決まってくるものです。

そこには、当然今までの慣習も含めて何故その石にはその金属(または貴金属)や人工素材を使うのかということは、自然に決まってくるものです。

指輪作成を例にしますと、ガラスをメインにしたものはガラス素材やプラスチック素材、また金属を使う場合であれば、一般的にはニッケルにメッキをした物が使われることが多いものです。

つまり、人工素材の比較的に安価で手に入りやすいイミテーションの宝石には、やはり安価な人工素材を使うことの方がメリットがあるわけです。

ところが、それが貴石を使った宝飾品(ジュエリー)であればどうでしょうか。?

品質の良い高価な天然宝石の指輪が、ガラス素材であったり、プラスチック素材であったり、またニッケルに金メッキ素材で作られていたとしたらどうでしょうか。!?

まず、せっかくのその宝石の美しさを充分に発揮させることは、そのような素材では難しいことと思います。

実は、それ以上に大事な要素があります。

以前、宝石となる条件の3番目耐久性の話をしたことを覚えていらしゃいますでしょうか。

その条件である耐久性に優れた宝石に使われる宝飾品素材が、壊れやすいガラスであったり、傷つきやすいプラスチックであったり、簡単に剥がれやすいメッキだとしたらどうでしょうか。?

やはりそのメインの宝石を守るという意味でも、その美しさを最大限に活かすという意味でも、物理的にも、科学的にもある程度の耐久性がある物が必要となるわけです。

そのような意味も含めて長い歴史の中で価値ある宝飾品(ジュエリー)に使われる材料(素材)は、必然的に貴金属(金、銀、プラチナ)が選ばれてきたというわけですね。

それでは長くなってしまいましたので、これで『【何故、宝飾品(ジュエリー)には、貴金属が使われているのでしょうか。】その1』を終わりたいと思います。

次回は、この続きとして宝石には貴金属が使われる理由をもう少しお話したいと思います。

いつもこの【テル!の宝石の部屋】を読んで頂いてありがとうございます。

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◎№030【何故、宝飾品(ジュエリー)には、貴金属が使われているのでしょうか】その2

おはよう、テルです。

今回は、『【何故、宝飾品(ジュエリー)には、貴金属が使われているのでしょうか】その2』として宝石に使われる貴金属(金、銀、プラチナ)の物理的な特性のお話をしたいと思います。

◎それではまず、貴金属とは何かを調べてみました。

『産出量が少なく、貴重な金属。金・銀・白金族金属などをいい、酸やアルカリに冒されにくく、美しい金属光沢を保つ。』…出典 三省堂大辞林 第三版』

と簡単に書いてありますので、少々解説したいと思います。

○『まず、貴金属とは、『貴重な金属』という意味です。

産出量が少なくて(希少性があり)

酸やアルカリに冒されにくく、そして空気中で酸化されにくいという特質があります(耐久性がある)。

貴金属には高価で、美しい金属光沢(美しさがある)という特性もあります。』

いかがでしょうか、改めて宝石となる為の3つの基準(条件)である『美しさ、希少性、耐久性』がこの貴金属にも当てはめることができるのではないでしょうか。

つまり、何故、宝飾品(ジュエリー)には、貴金属である金、銀、プラチナが使われているのかという理由としてこの3つの大きな特性(利点)があるのではないかと思います。

1.金、銀、プラチナ共にそれだけで立派な宝飾品(ジュエリー)となれるだけの美しい輝き(金属光沢)があります。…美しさに優れています。

2.普通にどこにでもある(採れる)わけではありません、それだけで人はそれを欲しがるものです。…希少性があります。

3.酸にもアルカリに強く、熱にも強いですが、例え溶融したとしても冷えればまた同じ性質を保つという特性があります。…耐久性がある。

つまり、この金属としての特性を見ても金、銀、白金(プラチナ)の貴金属は共に宝飾品(ジュエリー)に最もふさわしいものと思われます。

◎改めて、以前にも引用させて頂きましたが、

『日本ジュエリー協会』には、ジュエリーの定義としてこのように書かれています。

○『ジュエリー用貴金属は、金、銀、プラチナ、パラジウムです(化学的にはこれにロジウム、ルテニウム、イリジウム、オスミウムを含みます)。

そして、装身具のうち、素材に貴金属、天然宝石を用いた宝飾品をジュエリーとしています。』

とありますが、この【テルの宝石の部屋】では、今後とも宝飾品(ジュエリー)に使われるメインの貴金属である金・銀・プラチナのことだけのお話をしていきたいと思います。

もし宝石が只その石(裸石)だけの状態であれば、これだけ多くの人に愛され大事にされる物にはなれなかったことと思います。

貴金属という素敵な助けがあってはじめて、指に、腕に、そして首周りや耳飾りとして身に付け、自身を飾る素敵な装飾品になることが出来たわけですよね。

そう考えると美しい宝石の親友であり、伴侶でもあるのは間違いなく金、銀、プラチナの貴金属の皆さんなんですよね。

それではこれで『【何故、宝飾品(ジュエリー)には、貴金属が使われているのでしょうか】その1その2』のお話しは終わりにします。

いつもこの【テル!の宝石の部屋】を読んで頂いてありがとうございます。

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