062◎№073【ダイヤモンドは宝石の王様です、いや絶対王者なんです!】その3
◎№073【ダイヤモンドは宝石の王様です、いや絶対王者なんです!】その3
おはよう、テルです。
今回は『【ダイヤモンドは宝石の王様です、いや絶対王者なんです!】その3』として『ダイヤモンド』という言葉の由来や歴史をお話しします。
◎『ダイヤモンド』の名前の由来を調べると『ギリシャ時代』まで時間を戻さなければいけません。
歴史でしか知らない、全知全能の神・ゼウスを中心としたオリュンポス十二神のギリシア神話の世界、そんなはるか昔のギリシャ時代の記録の中に『ギリシャ語で「アダマス(征服しがたい・何よりも強い)」ものとして『ダイヤモンド』のことが書かれています。
その当時でも希少価値の高いダイヤモンドは、そのあまりにも硬くて(硬度が高くて)、人間の手では、磨くことも加工することも出来ない聖なる石として、王侯貴族だけの権威権力の象徴として取り扱われていました。
ダイヤモンドという名称は、ギリシア語のαδ?μα?(adamas(アダマス)征服し得ない、屈しない)に由来します。
そもそも『ダイヤモンド』と呼ばれるようになったのは、ギリシャ語のadamas(アダマス)の「a」が取れたことから、と考えられています。
※adamazein→adamant→否定のaが取れて、diamondになったと言われています。
また、この『アダマス』を「征服されざるもの」、「打ち勝ちがたい」とも訳されていますが、私、テルはこの訳の中でも『征服されざるもの』という意味が一番気に入っています。
何かカッコいいでしょう。!!
このダイヤモンドの語源の意味である『征服されざるもの』とは、つまりどんなに権威、権力があろうと、如何なる力があろうと、この『ダイヤモンド』だけは『征服できないもの』つまり『絶対王者』だという意味でのこの語源の『アダマス』という言葉が私、テルは好きなんですね。(笑)
また、日本では、この『ダイヤモンド』のことを『金剛石(こんごうせき)』と呼ばれ、仏教では「非常に硬い」「完全なる」と言う意味を現わし「金剛界曼荼羅」と仏の世界の最高を表す意味としても古くから使われています。
でもね、この時代までは『ダイヤモンド』はまだ、唯硬いだけの珍しい石としての価値はあるけど、とても現在呼ばれている『宝石の王様』という地位と名誉はまだ無かったのです。
『宝石の王様』と呼ばれ、本当の意味での宝石の中での『絶対王者』となるにはまだまだ時間がかかりました。
17世紀になって革命的なダイヤモンド研磨技術が発明されて初めて現在見るような煌めき輝くばかりの『ダイヤモンド』が誕生したわけですね。
そして今までの先人たちの努力の歴史の上に現在の『ダイヤモンド』は、『宝石界の王』としてそして『絶対王者』としての地位を築いてきたわけです。
ちなみにこの宝石界の歴史の中では、ルビーが宝石の王の時代、サファイアが王と呼ばれた時代や国、またエメラルドが王様と云われた時もありましたし、ロシアではおそらく今でもアレキサンドライトという宝石が王様だと思っているようですが、世界的に見ても現在の『宝石の王様』は『ダイヤモンド』だということは確かだと思っています。
これで『【ダイヤモンドは宝石の王様です、いや絶対王者なんです!】その3』を終わります。
次回には、この続きを『その4』としてトランプのダイヤと『ダイヤモンド』の関係などのお話をします。
いつもこの【テル!の宝石の部屋】を読んで頂いてありがとうございます。
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