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038◎№014【宝石は太古の地球からの贈り物】その2

◎№014【宝石は太古の地球からの贈り物】その2

おはよう、テルです。

それでは続きまして『【宝石は太古の地球からの贈り物】その2』のお話をしますね。

◎それでは実際にダイヤモンドは、どのように生まれ、成長していくかということをお話しします。

まず、ダイヤモンドは、ご存じのように炭素で出来ています、つまり炭素記号はCですね、同じ炭素で出来ている石炭とは、見た目もその性質も全然違います。

何故かと云えばその生成の仕方が全然違うからなんですよね。

ではその違いであるダイヤモンドの誕生や成長の仕方をお話しします。

ダイヤモンドは、地下約150キロメートルから約250キロメートルという深い深い場所で誕生します。

そこは地球の中のマントルという場所で、そこにはマグマとなってドロドロと溶けだ状態で色々な金属や物質が存在しています。

ダイヤモンドの生成には炭素が前提として存在していることと、その他の色々な条件が整うと約20億年前(40億年以上前という説もあります)から数億年前にそこで誕生しました。

この条件の大きなものとしては、まず温度2,000度以上という高温の条件が整ったその上に、圧力70,000気圧という高圧力がかかる環境でダイヤモンドは太古の昔に生まれました。

そのマグマがある時に火山の噴火によってマグマが地表に出てきて、長い風化の時を経て、ダイヤモンドが徐々に外の不純物が洗い流されていき、やがて川へ川へと流れて行き、これも長い年月をかけてその川底に溜まっていくわけです。

その後も長い年月が過ぎ、偶然に偶然が重なり地上に出てきたそのダイヤモンドを人間がある時、発見したのをきっかけに、現在宝石の王様と言われる輝くばかりの美しいダイヤモンドとなるわけです。

ちなみに最初にダイヤモンドを発見したのは、その地域の原住民であり、拳(こぶし)大の大きさのダイヤモンドの原石だったと歴史の記録に残っています。

※尚、ダイヤモンドなどの宝石をはじめ色々な資源がたくさん存在している場所を鉱床(こうしょう)といいます。

◎この鉱床には、大きく分けて2種類の鉱床(パイプ鉱床と漂砂鉱床)があります。

〇一次鉱床であるパイプ鉱床とは、

ダイヤモンドの第一次鉱床で地下から噴き出たダイヤモンドを含むマグマが冷却固化した円筒状のもので、形状がパイプに似ていることから「パイプ鉱床」と呼ばれています。

〇二次鉱床である漂砂鉱床とは、

火山で円筒状に残ったパイプ鉱床から、風化や侵食によりキンバーライトが河川に流れ出し、流域の砂礫(砂利)の中に堆積して河床や川岸に鉱床を作ります。

さらに海に流れ出したものは、再び海岸に打ち寄せられ、海岸に堆積し、再びダイヤモンド鉱床をつくり出します。

※尚、ここでお話ししたダイヤモンドの採掘場は、この2つ目の漂砂鉱床という事になります。

また、難しいお話になってしまいましたね、ごめんなさい、こんな感じ何だなって聞き流して頂ければよいと思います。

これで『【宝石は太古の地球からの贈り物】その1とその2』を終わります。

いつもこの【テル!の宝石の部屋】を読んで頂いてありがとうございます。

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(全文)【テル!の宝石の部屋】等のご紹介でございます。❣(´∀`*)ウフフ

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