072◎№132【神秘的な遊色の輝き・オパール(Opal)について】その2(オパールの特性やその仲間たち)
◎№132【神秘的な遊色の輝き・オパール(Opal)について】その2(オパールの特性やその仲間たち)
おはよう、テルです。
今回は、『【神秘的な遊色の輝き・オパール(Opal)について】その2としてオパールの特性やその仲間たちのお話をします。
◎『オパール』のあの神秘的な光の効果のことを『遊色効果』と云います、そして英語では、Play of Color(プレイ・オブ・カラー)と呼ばれています。
『オパール』の特色であり、大きな魅力としてあの独特な揺らめく輝きがありますが、実はオパール仲間には、全く煌めきの無い種類のものもあります。
『オパール』を大きく分けると、普通に煌めき(遊色効果)が有るオパールと、煌めき(遊色効果)の無いオパールとに分けられます。
前者をプレシャス・オパール (Precious Opal) といい、後者をコモン・オパール(Common Opal)または普通に蛋白石といいます。
当然、宝石(ジュエリー)としての価値は、遊色効果の有る『プレシャス・オパール』の方が高いということになります。
◎プレシャス・オパールの種類(仲間)としては。
○ライトオパールまたはホワイトオパール
地色が透明感のある白色から乳白色で、遊色効果が発せられるオパールのことをライトオパール、またはホワイトオパールとも呼ばれる最も普通に目にすることが多いオパールのことです。
○ブラックオパール
地色が黒くオパールの中でも特に優れた遊色効果があるものがブラックオパールと呼ばれます。
地色は黒だけではなく、ダークグレーや青色や緑色を帯びたものもありますが、地色が黒ければ黒いほど、明るさが明るいほど、遊色の色が多く確認できるものほど価値が高く高額となります。
○ボルダーオパール
鉄鉱石の母岩の中に帯のようにオパールの層が付着しているので、母岩とともに研磨されます。
○ウォーターオパール
透明度の高いオパールをウォーターオパールと云います、別名をクリスタルオパール、またはジェリーオパールとも云います。
遊色効果の色の輝きがまるで水の中に閉じ込められたかのような魅力的な人気の高いオパールです。
○ファイヤーオパール
地色がオレンジ系の遊色効果を放つオパールをファイヤーオパールと呼びます。
遊色の輝きがまるで炎のように揺らめいて見えることからこの名がつけられました。
透明感のあるオレンジ系のオパールで遊色効果を放つファイヤーオパールは希少で価値が高いとされています。
以上、オパールの代表的なものです。
◎『オパール』の鉱物学的な特性とは。
名称:オパール(Opal)。
和名:蛋白石(たんぱくせき)。
鉱物名:水和(すいわ)シリカ。
化学組成:SiO2・nH2O(二酸化ケイ素)。
結晶系:非晶質、潜晶質。
色:多様。
屈折率: 1.37 - 1.52。
比重:1.98 - 2.50。
モース硬度:5.50 - 6.50。
○10月の誕生石です。
◎オパールの産出国は、オーストラリア、ブラジル、メキシコ、ペルー、アフリカなど。
主な産出国としては、オーストラリアやメキシコです。
現在でも70%以上がオーストラリアで採られています。
それではこれで『【神秘的な遊色の輝き・オパール(Opal)について】その2(オパールの特性やその仲間たち)』を終わります。
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