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088◎№120【美と貴さの象徴・真珠(Pearl)について】その3(真珠の種類とその特徴など)

◎№120【美と貴さの象徴・真珠(Pearl)について】その3(真珠の種類とその特徴など)

おはよう、テルです。

今回は、【美と貴さの象徴・真珠(Pearl)について】その3として真珠の種類とその特徴などのお話をします。

◎多くの真珠の種類の中から人気がある4種類のアコヤ真珠、白蝶真珠、黒蝶真珠、淡水真珠のお話をします。

○アコヤ真珠(和珠)とは。

アコヤ真珠は世界で最も一般的な真珠です、そして日本ではこの真珠のことを『和珠(わだま)』と呼んでいます。

真珠の大きさは、6~8mmが普通サイズですが、最大で12mmのものが採れることもあります。

大珠として直径9mmを超えると希少価値があり高額になります。

アコヤ真珠の色としては、シルバー、ゴールド、クリーム、ピンク、グリーン、ブルーなどがあります。

◎白蝶真珠(南洋珠)とは。

母貝は、白蝶貝ですが、『Mother of Pearl』とも呼ばれ、各国王室の宝冠の中央に燦然と輝く大きな真珠を含め、巨大真珠は全てこの南洋真珠であると考えられています。

アコヤ真珠を和珠といいますが、白蝶真珠のことを南洋珠(なんようだま)と呼んでいます。

白蝶真珠の大きさは、直径10mm以上あるものが普通ですが、中には直径17mm以上のものもあります。

色は、オーストラリア産に多いシルバー系と、インドネシア産に多いゴールド系の2系統があります。

形のバリエーションが豊富で、これも白蝶真珠の魅力ですが、その中でも特に左右対称の美しいドロップ形は、希少性が高く最高ランクに評価されています。

◎黒蝶真珠(黒真珠)とは。

南洋真珠を南洋珠といいますが、この黒蝶真珠を一番多く産出する『タヒチ』とその地名で呼ぶこともあります。

母貝の黒蝶貝から採れる黒蝶真珠は、黒のイメージが強いのですが、実際には淡いグレー、グリーン、ブルー、ブラウン系から漆黒までの色があります。

黒蝶真珠の中でも、孔雀の羽の色になぞらえて『ピーコック』とか『ピーコックグリーン』と呼ばれる黒緑色のものは、神秘的な輝きと稀少性で最高級品と云われています。

◎淡水真珠(淡水パール)とは。

かつては日本の琵琶湖や霞ヶ浦でも多く養殖されていましたが、最近では大半は中国産となっています。

以前の中国産の淡水真珠は、シワ珠が多くて低品質のものでしたが、今では養殖技術が飛躍的に向上し、美しい輝きを放つ真珠もみられるようになっています。

それは、シワの出来やすいカラス貝から現在の三角帆貝(ヒレイケチョウ貝)を母貝に使い始めたからと云われています。

淡水真珠の大きな特徴は、真珠層の巻きが良くて、無核真珠で中心まで全て真珠層です。

そのため多様な形状の真珠が採れます、例えばオーバル、ドロップ、ボタン、ライス、ラウンドなどです。

大きさは2~10mmまでの物が多く、色も多彩でホワイト、パープル、オレンジ、イエロー、ブラックなどがあります。

これで『【美と貴さの象徴・真珠(Pearl)について】その3(真珠の種類とその特徴など)』を終わります。

次回は、『真珠』その4として真珠(パール)と人類との歴史などのお話をします。

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