078◎№161『まとめ【神秘的な宝石、太陽の宝石と呼ばれた・ペリドット(Peridot)について】その1~その2』
◎№161『まとめ【神秘的な宝石、太陽の宝石と呼ばれた・ペリドット(Peridot)について】その1~その2』
おはよう、テルです。
今回は、『まとめ【神秘的な宝石、太陽の宝石と呼ばれた・ペリドット(Peridot)について】その1~その2』までのお話をします。
◎古代エジプトでは、『ペリドット』も『トパーズ』と同じように『太陽の石』と呼ばれてファラオや女王の王冠や装飾品として金と共に身を飾っていました。
○昼夜を問わず煌く美しいグリーン色の『ペリドット』は、古代エジプトでは『太陽神ラー』に通じる『太陽の石』として崇められていました。
○『ペリドット』の特性である複屈折率の高さが、夜の少ない光の中でもキラキラと輝いて見えることから『夜会のエメラルド/イブニング エメラルド』としても、また『暗闇に光をもたらす神秘の石』とも称されていました。
◎『ペリドット』の名前の由来とは。
○ギリシャ語で同じく緑色の石である『エピドート(Epidotos)』を語源とする、またアラビア語の『宝石』という意味の『ファリダット(faridat)』に由来するとの説がありますが、明確ではありません。
◎『ペリドット』の石言葉とは。
平和。
安心。
幸せ。
友愛。
知恵と分別。
夫婦円満。
夫婦の幸福。
護符、魔除け。
◎『ペリドット』(パワーストーンの意味)とは。
○怒りや悲しみ、嫉妬などのマイナス感情を持ってしまう時や、不安や恐怖を感じる時に持つことで、自身を守り、良い方向に導いてくれるお守りとしての効果があると云われています。
○知恵と分別を与える石、色欲を沈めて夫婦円満をつかさどる石と云われています、そしてこれを身につけた夫婦の幸せを見守ってくれる石とも云われています。
○金(ゴールド)との相性が大変良く、金と一緒のものを持つと、自身を守るお守りとなり、夜の恐怖を取り除き、悪霊から身を守る力があると云われています。
など。
◎『ペリドット』は、鉱物的には橄欖石(かんらんせき)、英語では『オリビン(Olivine)』と云いますが、その仲間なんです。
○地球深部(上部マントル)で形成される橄欖石は、一般的に地球深部の60kmあたりで生成されます、そしてそれがマグマの噴火によって地表に運ばれるわけです。
○『ペリドット』の色を決めるのは、この鉱物に含まれる鉄とマグネシウムの量によります、鉄の含有量が増えれば緑色が濃くなり、マグネシウムが多ければ黄色味が強くなります。
◎『ペリドット』の鉱物学的な特性とは。
名称:ペリドット(Peridot)。
鉱物名:橄欖石(かんらんせき)、オリビン(Olivine)。
化学組成: (MgFe)2SiO4。
結晶系:斜方晶系。
色:黄緑色、緑色。
屈折率:1.65 - 1.70。
複屈折:0.035 - 0.038。
比重:3.34。
モース硬度:6.5 - 7.0。
産出国:エジプト、アメリカ、ミャンマー、メキシコ、アフガニスタン、タンザニア、中国、南アフリカなど。
○最高品質の『ペリドット』は、ミャンマーのモゴク地区にある、ピャウン・ガウン鉱山で産出されるものです。
○特殊なものとして地球外の隕石内で生成されて地球に運ばれたものもあります。
これで『まとめ【神秘的な宝石、太陽の宝石と呼ばれた・ペリドット(Peridot)について】その1~その2』を終わります。
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