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099◎№041【金(ゴールド)について】その3
◎№041【金(ゴールド)について】その3
おはよう、テルです。
今回は『【金(ゴールド)について】その3』として人類との関わり合いが深い金についてお話をします。
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◎人類と金との歴史は大変古く、人類が初めて発見した金属は金であると云われています。
金の持つその美しい色と光沢が、人類を太古の昔から魅了してきたことは確かなことかと思います。
金の柔らかいという特性は、加工のし易さという利点はありますが、それが欠点ともなり農耕道具や当然武器には向かないものだったと思われます。
やはり、金は昔も今も美しく身を飾る装身具として使われていたようです。
その証拠として、紀元前6,000年から5,000年頃にはすでに『装飾品』として使われていたといわれています。
古代エジプトでは、王家のみが金を持つこと(ツタンカーメンの金のマスクなどは有名)を許され、一般庶民は持つことは出来ず、金は王への差し出しが義務付けられていたといわれています。
つまり、古くから金は、貴重なものであり、権威、権力の象徴として限られた人しか持つことが許されなかったということです。
また、紀元前700年から600年頃になると『通貨』として使われるようになりました。
その後、『金本位制』という制度がイギリスから始まり、世界各国で長く導入されていました。
尚、現在は、『管理通貨制』へ移行しています。
その金の魅力に、いや財力や権力の象徴としてのその金の魔力の虜になった国王や権力者たちは、自らの手で金を作り出そうと『錬金術』という幻の夢を追うようになるわけです。
その後、金を探索に見果てぬ夢を追う為の船出までしてしまい、やがて大航海時代が始まるわけです。
そして18世紀初頭からの各国で起こるゴールドラッシュへと続くわけです。
残念ながら、金の為に滅んで行った国々もあり、金によって栄えた国もあるわけです。
このように、人類は文明の発祥時からこの金の魅力に惑わされ、翻弄されてきたともいえるわけです。
◎日本人にとっても金は、高い価値を持ってきました。
特に日本では通貨としての小判や装飾品はありますが、
それよりも建築物や神社仏閣、また仏像や仏具、また金箔や金糸を使っての工芸品や美術品、また衣装までにも広く使用されてきました。
マルコ・ポーロが日本を『黄金の国ジパング』と称しましたが、このように金を贅沢に使っていることに驚いたのかもしれませんね。
現在日本の金山はほとんど閉山していますが、かつて豊富な量産国だった時代がありました。
最盛期は8~15世紀で、陸奥の国での発見から、佐渡や伊豆半島、九州地方など全国各地で採掘されました。
ちなみに1,980年代に熊本県と鹿児島県の間にある菱刈で金鉱山が発見され、現在も操業しています。
その産出量は年間6~7トンと十分に商業ベースに乗っているとのことです。
今回は『【金(ゴールド)について】その3』として金と人類との関わりについてお話してきましたが、これで金については終わりたいと思います。
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