ちょいちょい小物作り
我が家のミシンはほぼ故障中だと、先日の記事で触れましたが
「返し縫いが出来ない」という点において調べてみたところ、『ミシン釜に糸くずや糸のかたまりなどが詰まっている場合、返し縫いができなくなることがある』とありまして、「そういえば、10年以上掃除してないかも」ってことに気づきましてね。
「とにかく掃除しよう」とカバーを外して
キレイにしてみました。
ホコリと小さな糸くずが山ほど取れてビックリ。
ガンガン使っていたのは20年くらい前で、その後はちょいちょい、たま〜に引っ張り出して使うくらいだったので、メンテナンスどころか掃除さえも怠っていたわけです。
で、試しに縫ってみると、動くじゃないの。
返し縫い、無事復活です。
いや〜、良かった。
機械が壊れていたわけじゃなかったのはラッキーです。
更に分解して『縫い目幅が変えられない』状態 ( びくともしない縫い目調節ダイヤル ) もなんとか出来るかも、なんて思いましたが、調子をこいたら自滅しそうなのでそれはやめました。
これは修理案件のはずなので、余計なことはしないでおきます。
とりあえず、縫うこと自体は出来るのでおとなしく、無理なく使うことを心がけたいところですが、『厚手は綺麗に縫えない』っていう状態にもあったので、釜を掃除したことでこれは変わるのか?っていうのを、デニム生地を縫って確認したいと思います。
昨年、西陽が強く入る洗面所が地獄の暑さになって死にそうだったので、突っ張り棒に布を吊るして応急処置した窓があるんですが
この布を、デニム生地に変更。
布の端を三つ折りにして直線縫いするだけなんですけど
お〜。
なんとか縫えました。
これを、ポール&カーテンクリップで下げてみると
光がだいぶ抑えられましたよ。
これは良さそう、ってことでもう1枚。
トイレの窓用に作ったカーテンも
真夏は光が強すぎてこれでも暑いので
ここもデニム生地にしてみました。
前より、だいぶマシになりましたよ。
デニム生地もダイジョブそうとわかったところで、ついでに小さいバッグも縫ってみようと思い立ちました。
ちょっとしたモノを入れるのに、ワタシはよく紙袋を使うんですね。
新聞紙や梱包材のストック用にしたり
ゴミ箱代わりにしたり
トイレットペーパーを入れたり。
ちょっとしたお菓子を入れるのに使っていた GODIVA の小さい紙袋が破れて使い物にならなくなっちゃったので、その紙袋と同サイズでザッと作ってみたところ
ちゃんと縫えましたね。
普通に使いやすそうな大きさなので、これは型紙を作っておこうと思います。
最近は、A5サイズのノートやファイルを使うことが多いので、それらがすっぽり入るかわいいぺたんこバッグが欲しくて探していたんですけど、気に入ったものが見つからないので、これも作ることにしました。
布を裁断したらアイロンをかけて
裏地と表地を縫い
表地を裏返して裏地を入れ込んで持ち手を縫い付けていくんですけど、縫い目がくっきり見える部分なので、糸の色に悩みます。
ミシン糸はまぁまぁあるものの
イメージに合う色がない、っていう。
新しく買うこともないので、今ある中から選びましたけどね。
で、順番に縫っていきます。
う〜〜〜ん。
なんだか縫い目が美しくないわ〜。
縫い幅ももう少し広い方がいいし。
生地が厚いというのもありますけど、ミシンはやっぱりメンテナンスに出さないとダメそうです。
縫い目幅調節ダイヤルも、模様選択ダイヤルも、動かないのは致命傷。
せっかくいろんな機能がついているというのに使えないなんて。
宝の持ち腐れですよ。
20年以上前のジャノメのミシンなんですけど、ものすごく優秀なので重宝していたんです。
取り扱い説明書は『ご使用のしおり』なんていうタイトルで、中身はこんな感じに
昭和な匂いがする手書き風。
いかに年代物か、というのがお分かりいただけるかと思います。
にしても、どこにメンテナンスを依頼したら良いのか?と、今探しているところですけど。
道具は大切に使うのがモットーなので、ミシンをフル活用していた時は自分でこまめに掃除や手入れをしていました。
なのに、年に数回しか使わなくなると、メンテナンスもおろそかになるもんなんですね。
反省です。
作ったものが美しく仕上がると、気持ちが良いものです。
自分のイメージしたものが形になった時、デザイン、色味、手触り、使い心地、それら全てに納得がいくと達成感が得られる、っていうのがハンドメイドの楽しさですが、「次はこうしてみよう」とアイデアや向上心が湧き上がってくるのも魅力のひとつだと思っています。
なんだか、絵の制作に似ていますね。
なら尚のこと、道具は最善の状態にしておかないと。
これから先もちょいちょい色々作っていくはずなので、早急に対処して快適な作業環境を整えることにします。
みなさまのご支援に感謝します。