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もうひとつの「アートな部屋」
和室を洋室にチェンジした「大人な姫の遊び場」の他に、一番最初にクロスを塗り替えた「パンの製作&教室空間」もカスタマイズ中でしてね。
この板壁にもタイルを施すことになり
モロッカンタイルを施工した際、実は同時進行でこちらにも貼っていました。
ボンドを塗り
タイルシートを貼って
目地を入れて拭き上げたら
こうなりました。
ってな具合に、アートな部屋それぞれにタイルを施したんですけど、このタイルは「石」なので、テカリのない石の質感そのものがとても落ち着いた雰囲気になり、モロッカンとは全く違った感じに仕上がりましたよ。
この他にも、教室開催の時に使う「木製のイス」を塗装することになり
お盆休み中に6脚お預かりしました。
塗装担当のボスにこれらを塗り替えてもらうわけですが、数が多いのでワタシも手伝うことになりましてね。
手伝いといっても「押さえる」とか「運ぶ」とかのサルでも出来るレベルでしかないので、果たしてそんなのが助けになるのか微妙でしたが、「色はどんなのがいいかわからないから作って」との指示があり、調色を担当することになりました。
今回は、1液塗料を使うそうで
(ちなみに、1液塗料とは「主剤塗料+希釈剤で塗装するもの」、「主剤塗料+硬化剤+希釈剤で塗装するもの」を2液塗料といいます。)
並べられた塗料を、感覚で混色して指定分量を作っていきまして
イスの数だけ(合計6色)用意しました。
次に、イスをバラして座面と脚部分に分けます。
塗装を避けたい部分にマスキングテープを貼って、表面に軽くペーパーを当てたら
塗装していきます。
まずは座面部分から。
プライマー(下塗り塗料)を塗って
1液塗料を塗ります。
これを6色。
その都度スプレーガンを洗わないといけないので、とても手間がかかるようで動きが忙しそうでした。
脚の部分も同様に塗るんですけど、イス1つにつき脚が4本のため合計24本ありましてね。
これを1本1本丁寧に塗っていくわけですが、これまた地味〜に大変そうでしたよ。
まぁ、その辺は普段仕事でやっていることなので、手慣れたもんですけど。
塗り上がったら、全てを乾燥炉に入れて乾かします。
乾いたら取り出して、マスキングテープを剥がし
組み付ければ完成です。
依頼主さん宅へお届けに伺い、現場でガタつき等を確認&微調整して無事お渡し出来ました。
ポップな色合いながらも鮮やかさとツヤ感を抑えたので、子どもっぽくなり過ぎないカラーに仕上がりましたよ。
重ねると、こんな感じ↓
依頼主さんにはとても喜んで頂きましたが、教室で使用されるイスなので、訪れた方に楽しい気分になってもらえると嬉しいですね。
見た人が「いや〜、何コレ〜〜」と思わず言ってしまう、ちょっとワクワクするようなものをこれからも創っていきたいと思います。
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