和紙に描く
昨年、「和紙に描いてみたい」と試し書きを始めて、いくつか描いてみたんですね。
こんなのとか
こんなのとか
こんなのを。
今まで使っていた紙質と全く違い、表面にざらつきのある和紙はペン先がひっかかりとてつもなく描きづらいので、見事にここで止まってまして、全部中途半端の状態で保管されていました。
そんな中、先日のnote記事『必要なのは技術力、アイデア、向上心と目標』で書いた「黒インクにパール粉を混ぜたもの」でこの続きを描こうと、試し書きの続きを進めることにしたんですね。
その、試し書きに選んだのがコレ↓
この状態でストップしていたので、更に描き込みを進めました。
頭を覆う布部分をパール粉入りの黒インクで描くと、ややグレーっぽい色が乗りました。
ちなみに、顔と髪は黒インクなので、いい感じに差別化出来ましたね。
人物はこのまま黒インクで仕上げることにして、顔の部分に点を重ね慎重に濃淡をつけていき、布部分はパール粉入りの黒インクを使ってシワ部分を点描で描き入れていきます。
中央にある円部分の内側に、更に円を(パール粉入りで)描き入れるとこうなりました。
写真では伝わらないのが残念ですが、とても柔らかい色味になっています。
一番細いペン先を使って描いているので、パール粉が紙に乗っているのかは正直微妙です。
キラキラ感も確認できませんしね。
ただ、「柔らかい色味」というのがとても重要で、ワタシが求めていたものでもあるので、黒インクのみとパール粉入りを使い分けながらこのまま描き続けていくことにします。
試し書きとして昨年(2019年)3月に描いたものが、まさかこんな感じで続きを描くことになるとは予想していませんでしたけど、せっかくなので作品として仕上げ、パール粉入りの第1号にしたいと思います。
完成をお楽しみに。
みなさまのご支援に感謝します。