クローゼットのカーテン
体調も気力も回復。
しばらく手をつけられていなかった、寝室の扉がないクローゼットにカーテンを取り付けることにしました。
取り付けといっても、手元にある布を縫うところからはじめないといけないので、億劫さから後回しにしていましてね。
実は、数週間前に布は準備できていたんです。
片付けをしていた時に見つけた未使用の布をカーテンに使おうと思い、縫う前に水通ししたんですね。
ちなみに「水通し」というのは、布を裁断する前に水洗いすることです。布の性質によっては洗濯した後に大幅に縮んでしまったりするので、今回念の為やったわけです。
で、その水通しは何種類かを一緒に洗ったんですね。
そうしたら、見事に色移りですよ。
なぜ、インドな綿と仲良く一緒に洗ってしまったのか。
それも、濃い紺色のヤツと。
物干し竿にかけた瞬間の驚きったらなかったですよ。
「え?何これ〜」くらいの、何が起きたか全くわからない、水通しが久しぶり過ぎて、一緒に洗ってしまったからこうなったということにさえ気づかないわけだ。
染めちゃったみたいなもんですからね。
漂白したって無理だし、何回か洗濯して薄れていくくらいの、ものすごく嫌な感じになってます。
うっかり過ぎてがっかりだし、やっちまった感しかない、やりきれない気持ちってこういうことを言うんだと思いましたね。
で、放置。
やる気なんて出るわけがない。
大きく広げても所々シミだらけな布なんて、果たしてこれをカーテンで使うのかって感じですからね。
せっかく水通しした布ですが、乾いたあとそのままたたんで静かにしまっておいたわけです。
考えたんですけど、今更買い直すのも面倒なんで、結局縫いました。
あ〜あ。
これを見るたび、「濃紺のインド綿と洗ってしまったあの日」を思い出すんでしょうね。
ポールも自分で取り付けたんですけど
リングが全く滑らない、っていうね。
使えない。
気が向いたらやり直します。