収納部分をカッコよく作りたい
新しい場所で暮らすと、使い勝手が快適になるまでに時間がかかるものです。
1年が過ぎたあたりで、新しい環境において使うものや使わないものなんかがはっきりしてきて、春夏秋冬を通すことで、季節家電や室内着なんかも調整する必要がある、なんてことがわかってきます。
2年も経てば生活のリズムが定まってくるので、引っ越し当初の家具の配置等の改善点が見えてきて、模様替え的なことを全体的にやりたい感じになります。
中でも、ワタシにとってアトリエ部分は1日の大半を過ごす場所なのでとても重要で、ここを何よりも快適な空間にしたいんですけど、毎日使うとあって大きな改変をするとなると仕事ができなくなってしまうわけですね。
それで先送りにしていたんですけど、そろそろ整えていかないとストレスの方が大きくなってきたので、まずは本棚の収納部分を整えてしまいたいと思います。
今、作りつけの棚にこんな感じにグチャグチャに詰まっているので、これをスッキリさせて出し入れしやすくしたいんですよ。
スペースを確保するために、大きな本なんかを並びに置いてある書棚の上に移動させてしまおうと思うんですけど
書棚の上もごちゃごちゃしているので、それらも整理したいわけですね。
ってことで、棚を作ります。
どんな棚にするのかデザインを考えて、寸法を測り出来上がりサイズを決めたら、材料をホームセンターで購入して、はじめに木材をカットします。
木材は、比較的柔らかくて加工がしやすく、色味が明るくて塗料のノリも良い、箱ものや棚板なんかに最適なパイン集成材を使うことにしました。
木目を活かしたかったので、今回はワックス(VINTAGE WAX)を塗ります。
ワックスをウエス(布)に取り、カットした板に丁寧に塗り込んでいき
全ての面に塗り込んだら乾燥させて、表面を乾拭きします。
完全に乾くまで(臭いがなくなるまで)は数日かかりますけど、ある程度乾いたところで組み立てちゃいます。
ここからはあっという間で、数分で組み上がりました。
で、これを書棚の上に設置します。
ミリ単位で調整したので、ちゃんとフィットするか不安でしたけど、ジャストサイズに仕上がりましたね。
ここに可動棚を取り付けるんですけど、落ちたら危ないので背面部分だけねじ止めします。
ちなみに、ワタシが付けたい可動棚っていうのは棚柱と棚柱用棚受けを使用した、こういうヤツです↓
このタイプは棚柱が4本必要なんですけど、ジャストなサイズがないので長いタイプを購入して使用サイズにカットします。
で、このあと取り付けるわけですが、色がシルバーのまんまっていうのがイヤで、ウチのボスに頼んで塗ってもらいました。
「棚柱だけ塗ってもカッコ悪いから」と、棚受けも同じ色に塗り上がって来ましたよ。
さすが塗装職人。いい仕事してくれます。
で、この棚柱を取り付けて
棚受けと板を乗せれば、完成です。
イメージ通り、いい感じに仕上がりました。
作りつけの棚に並んでいた本たちをこっちに移動させて、書棚の上に積み重ねていた荷物を整理してみましたが
もう一段、棚板を増やした方が使いやすそうですね。
ってことで、もう少しアトリエ全体を整理してから、棚板を追加することにします。