小さい看板(アートプレート)を作る
2年前に、「ロゴマークが決まった」という記事を書きました。
これは屋号のロゴマークのことなんですけど、普段は個人名で活動しているためこのマークを表に出すことはほとんどないんですね。
ロゴは作ったものの、それを印字して使うとかはまだない、っていうのが現状ですが、アート活動全般において(壁画制作、雑貨制作販売等)はこっちを使うので、ひとつくらいは形にしておこうか?と『ロゴのプレート』を作ることにしました。
コレ自体が販売用の試作にもしたいので「塗装仕上げのカッコイイプレート」を作りたいと思い、まずはウチのボスの知り合いで金属板加工業をされている方に「余ってるステンレス板、ちょいといただけませんか?」と相談しましてね。
何をするのか等趣旨をお伝えしたところ、カットと穴あけまでしてくださいまして材料はすぐに調達することができました。
そこにロゴマークを入れたいわけですが、「どうやって入れるか?」となるわけです。
一番簡単なのは転写ですから、転写シートにロゴをプリントしてそれをそのまま加工すればあっという間なんですけど、家庭用プリンターでそれをするとインクの性質から色が劣化してしまうことがわかっています。
『転写シートにプリントした絵を紫外線ガードの成分が入ったクリアを吹いて実験してみた』ところ
これが↓
2週間後には、こんな風に↓
赤茶色っぽくなっちゃいましてね。
今回制作するプレートは屋外用なので、数日で色あせてしまうこのやり方ではダメ。
「家庭用プリンターで印刷する転写シート」だからこうなっちゃうんですけど、業務用とかの大掛かりなものではない方法で仕上げるやり方を模索したいわけです。「細かいペン画作品をそのままそっくり」というのが課題なので、ここは実験を繰り返してベストな方法を見つけるしかなさそうです。
今回は、ロゴがさほど難しくないので、手書きで仕上げることにしましたよ。
まず、背景色をボスに塗装してもらい、描く側の表面に軽くペーパーをかけます(ヤスリでキズをつけると塗装の密着が良くなるので)。
そこに下絵を書き写して
屋外用アートカラーで着彩していきます。
前に、ステンレストレーに絵を描いたっていう記事を書きましたけど、それと同じで「はみ出したら修正しようがない、絶対に失敗できないやつ」なので慎重に描き上げましたよ。
ボスにクリアを吹いてもらい、吊り下げ用のチェーンをつければ完成となるので、吊り下げ用のチェーンとプレートに付けるためのナスカンをつなぎ
プレートの穴に取り付けようとしたところ、ナスカンのサイズが少し小さかったようで角度がうまいこと合わず穴に通せないわけです。
マジか〜
買い直さないと無理、ってわけではなさそうだし
どうにかして入れてみるか〜
これが間違いだったんですよ。
ガリッ!!
「ああぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
ショック。
どうすんのさ、削れちゃって。
っていうか、ナスカンはダメじゃね?ってなぜ気付かなかったのか。
風が吹いて揺れたりしたら、ナスカンがずれて普通に傷ついて削れちゃうよね?
ってことで、せっかく作ったのに飾れずにいます。