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オリジナルのスケジュール帳を作る
毎年10月になると次の年のスケジュール帳を買って、表紙と裏表紙に絵を描き中身に必要な情報を書いて使うんですね。
必要な情報というのは「気学の情報」で、市販のスケジュール帳に九星や干支、二十四節気などのワタシが日常的に必要とするモノを、手書きで書き入れていきます。
その手間といったらハンパなく、全てのページにひとつひとつ記入するので、書くだけで丸一日かかったりするんです。
これを毎年やるのもイヤになっちゃうので、スケジュール帳自体を自作してしまいたいと考えてはいたものの、なかなか形にならずにいたわけですよ。
どうせなら気学専用にしたかったもんで、どんな内容がベストなのか?をしこたま考え、なるべくシンプルで基本の情報だけを盛り込んだものにしようと試行錯誤し、昨年冬にやっと制作に取り掛かって、毎度お馴染みワタシの友人のグラフィックデザイナーにお願いして、オリジナルスケジュール帳の製作がスタートしました。
まずは大雑把なデザインを決めてレイアウトを考えて、ラフスケッチと共にオリジナルで作った資料等のデータを友人のデザイナーに送ります。
色味やフォントなどの希望を伝えたら基本はお任せで、最初にベースを作ってもらい、そこからは頻繁にやりとりをして、プリントアウトしてチェックしながら「ここはもうちょい大きく、こっちは幅を狭くして、色はもう少し薄く」みたいに、各ページを細かく調整してもらいます。
ある程度まとまったら、形にして確認してみます。
実際に形にしてみると、「ここはこうした方が良い」が見えてくるのでいろんな所を調整して、間違いがないか等も確認しながら修正していきます。
で、やっとこ試作第1号が完成して試しに印刷してみたんですけど、用紙が薄くて裏写りしちゃう、っていうね。
今回、冊子タイプにするかルーズリーフタイプにするかを悩んでいて、とりあえず市販のルーズリーフ用紙に印刷してみたら、「使えないこともないけど見にくい」っていう感じになりました。
このスケジュール帳は、自分のためだけじゃなく、気学を学んでくださった方にも使って頂きたいと思ったので、販売に値するクオリティに仕上げたいんですね。
だから「これじゃ全然ダメ」ってことで、用紙探しからやることにしましたよ。
用紙販売専門サイトでカタログ&サンプルを取り寄せて、イメージに近いものを選別していきます。
実際に用紙が貼られているので、そこに試し書きをして、滲みや色味をチェックします。
テスト印刷用の紙も数種類入っているので
プリントして写り具合も確認し
やっと用紙が決まって購入。
印刷していきます。
チョイスした用紙は、黄色味がかったカラーのほどよい厚みがある書籍用紙なんですけど、いい感じに仕上がりましたよ。
(結局、冊子タイプにするのはやめました)
これにパンチで穴を開けるんですけど、今回選んだルーズリーフというのが『LIHIT LAB.「ツイストノート」』で、A5サイズだと国際標準の24穴タイプなんですね。
ルーズリーフのJIS規格っていうのは20穴なので、普通の穴あけパンチは使えないわけです。
『LIHIT LAB. のツイストノート』がとても使いやすくて気に入っていて、少し前からこれに統一しているもんで
「穴の都合で、スケジュール帳だけJIS規格にするってどうなのよ?」ってことで、専用パンチ、買いましたよ。
だいぶ悩みましたけどね。
いいお値段するもんで。
で、穴を開けてみます。
お〜!超簡単!!
買ってよかった。
これをとじ具に入れれば、スケジュール帳の完成です。
大満足。
次からは友人にデータだけ差し替えてもらえばOKなので、2023年以降のスケジュール帳はもう安心です。
「ないなら作る」っていうのがモットーですが、イメージ通りのものが出来上がると本当にうれしいものです。
とはいえ、ワタシ一人だけで作れるものではありませんから、めんどくさい仕事を受けてくれた友人には、心から感謝です。
気学のワークショップで気学を学んだ方限定で、販売させて頂きます。
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