あぐらがかける椅子、やっと見つかる
ずいぶん前から、アトリエで使う「あぐらがかける椅子」を探しているんだけれども全然見つからない、なんて記事を書いたのは昨年9月のこと。
この家に引っ越す前からず〜っと探しているのにいい感じのが見つからない、一体いつになったら巡り合えるのやら、とこの時は嘆いていました。
アトリエの雰囲気に合う「あぐらがかけそうな座面幅のオシャレなロココ調のデスクチェア」はあるものの、税込み65800円 っていう
スルーせざるを得ないちょいと手が届かないシロモノで、あぐらがかけるか微妙なデザインなのに冒険なんてできませんから、他を探していたんですね。
でも、探すことに疲れてしばらく放置していたんです。
そのうち何か新しいのが販売されるかもしれないからちょいと日をおこうか、と思ったわけです。
で、いつの間にか時が経ち「すっかり忘れてた」感じのとある日、配信ドラマを何となく見ていたら「お?これイイかも」っていう、だいぶ好みなキャスター付きの椅子が目に入ってきましてね。
それが、これ ↓
この画面から、「チェスターフィールド」というのはわかったので調べてみると、似ているのが見つかったんですよ。
これ ↑ はマジなアンティーク (しかも革張り)なので30万円くらいします。
ドラマで使われている椅子は、背もたれの形なんかが微妙に異なるのでこれとは違いますけど、「これ系」ですから、チェスターフィールド似のキャスター付き椅子を探すことにしました。
で、ほどなく見つかったのが、コレ↓ です。
すごく似てる。
(ドラマで使われていたあの椅子は見つかりませんでした)
でもこのデザインだと、あぐらがかけるかはとても微妙なので、このシリーズで他のデザインはないか?と更に探してみると、良さそうなのが見つかりましたよ。
アームレストがない、理想の形。
座面サイズも余裕があり、確実にあぐらがかけます。
ただ、この色(白) ↑ は本革で、税込み57800円だそうで。
う〜ん、どうしよう。
送料入れると65000円超え。
「本革」は気を使うしな〜。
使い勝手がいいのは、断然「合皮」。
価格もお手頃だし、拭き掃除もできる。
ってことで、合成皮革タイプを探し出し、この色に決めました。
鮮やかな黄色に一目惚れ。
後ろ姿は、まるで
スポンジボブ。
ただ、想像よりだいぶデカくて、驚きました。
そして、重い。
重厚感あるデザイン、っていうのが特徴なんですけど、すご〜く重い。
重さで?キャスター回らない。
仕方なく持ち上げて動かす感じなのに、重たくて上がらない。
やっとこうっすら持ち上げて、ちょこっと移動させたら、自分の足をひいちゃって激痛、っていう。
今までの椅子は、座ったままキャスターを滑らしてシャーシャー移動できたんですけど、このスポンジボブ、うんともすんとも動かないもんで、手を伸ばしてもギリ届かない机の端に置いてあるものを取る時は、わざわざ椅子を降りないといけないっていうね。
「一得一失」状態。
何かを得たら、何かを失う、みたいな。
実に、想定外。
これ、リラックス出来るようにとリクライニング機能も付いていて、後ろに寄りかかると椅子が傾くようになっているんですけど、いくらもたれかかっても全然傾きません。
「壊れてるんじゃないか?」と疑いを抱くくらい、全く動かない。
ウチのボスがやると、ゆっくり後ろに傾いてユラユラするのに、ワタシの場合、机のヘリをキックして無理やり後ろへ体重をかけないと傾かないんです。
リラックス出来ない。
ボスには「体重が軽くてチンチクリンだから動かないんじゃね?」と言われる始末。
悔しいので、後ろ向きに座って膝立ちし、体重を前へ移動させて思いっきしグラングランさせてやりましたよ。
とはいえ、なんだかんだ気に入ってまして、届いてからはず〜っとこのスポンジボブに座って作業をしています。
座り心地は、すこぶる快適なので。
使うものは近くに置いて動かなければ問題なし、ってことで『あぐらがかける椅子』ついにゲットしました。
これで、集中力がグンッと上がることでしょう。
たぶん。