着物はじめ
持っている着物を14着ほど着終わった、っていうところまでお伝えしていましたが
その後、全ての着物 (譲り受けたものとリサイクルショップで購入したもの) を着終わりまして、数えてみると合計20着ありました。
と思ったら、もう一つ出てきて21着。
でもって、やっとこ自分の持ち物である大島紬まで辿り着きましてね。
もう一つ藍染の着物があるんですけど、それは新年を迎えてから着ようと思っていたので、ひとまずはここまで。
全て着用したことで、それぞれの着丈や裄丈(背中心から袖先までの長さ)、袖丈などの具合がわかったので、「これを着る時にはこうする」っていうのが確認できました。
持っている長襦袢の袖の長さとサイズが合わないものがだいぶ多かったので、ここは調整が必要になってきます。
長襦袢の袖丈の方が長い場合は、折り曲げて安全ピンとかで留めちゃえばいいんですけど、リサイクルショップで購入した着物のほとんどは袖丈が短くて、毎回それをやる方が面倒くさそうです。
着物の袖丈の一般的な長さは49cm ですが、持っている着物の中には59cm・47cm・45cm・43cm なんかもありました。
替え袖を作っちゃう方がラクな気がするので、『うそつき長襦袢』につける替え袖を数パターン作ってしまおう、と考えたわけですね。
その前に、その『うそつき長襦袢』の袖に付いている "謎のレース" を取りたいと思います。
これ、いる?
昭和な感じがどうも気に入らないし、普通に長くて邪魔なので、外して袖口を縫いました。
これで、腕周りのもたつきがなくなるでしょう。
替え袖用に、ネットショップで布地を2種類購入したんですけど
届いた後に、裏地が白っぽいことを知ってショック。
着物の袖は布の裏側が見えるので、表裏がわからない生地の方がいいんですけど、そこまで確認しなかったのは失敗でした。
こっちはダイジョブだったんですけどね。
なので、袖丈が長い着物の方に、こっちの柄 ↑ を使うことにしましたよ。
手縫いなので、作業は地味〜にゆっくりと、現在も進行中です。
これ以外にも、母からもらったモスリンの長襦袢に虫食いによる穴が数カ所あいていたので
ここに、うそつき長襦袢から外した昭和なレース部分を切り取って
穴部分に縫い付けました。
修繕は「かけはぎ (かけつぎ) 」で専門の方にやっていただくのが一番ですが、年代物ですし、自分が納得すればいいことなので、あて布で十分です。
そして、半衿を新たに増殖中。
着物を着はじめてすぐ、手軽に楽しめる半衿を110cm 幅の布を切って作っていたんですけど
柄の着物が多いため無地が欲しくなりまして、生地を10cm 単位で購入できるサイトで10色ほど購入して、半衿幅に裁断
バリエーションが増え、楽しい限りです。
5cm ほど残った布ももったいないので、縫って紐を作りました。
頭を圧迫するカチューシャやヘアバンドの代わりに、これを使って前髪を上げています。
ハチマキをカチューシャ風に巻く、みたいな感じですね。
頭痛持ちのワタシにはこっちの方が具合が良く、普段から手芸用のテープなんかをカチューシャがわりに使っているんですけど、これなら半衿と合わせられるので活躍しそうです。
着物はひと通り着終わったものの、帯はまだ未装着のものがいくつかあり、今度はそっちを順に着用しているところでして
めでたい時なんか用の帯 ↑ もとりあえず結んでみたりしてますけど、全て着用し終わるまでしばらくかかりそうです。
何にせよ、着物は2巡目に入り帯に合わせて選んでいる感じですが、1回目に着用した時のメモ ↓ を見ながら着ています。
こういう情報をメモっておかないと、長襦袢とサイズが合うか等着物をいちいち広げて確認しないといけないので。
手縫いでチマチマと作業しているので時間がかかりますが、出来上がったらまたお伝えすることにします。