年末年始の恒例
年末年始は毎年ゆっくりとのんびり過ごして鋭気を養うんですが、今年は養うどころか使いまくるので、上手に休息を取らないといけません。
絵描きは手が商売道具なので「手を休ませることが一番の休養」と思われがちなんですが、ワタシにとっての一番は「頭を休ませること」です。
頭の中を空っぽにすることが “気持ちの良い制作” へとつながるので、年末年始はとことん息抜きをするんです。
その息抜きっていうのが、コレ。
編み物です。
複雑でないものを黙々と編む。何にも考えないで、編む。
考えないようにしても「正月はどうしようか」「買い物はいつ行こうか」とか思考は働いちゃうんですけども、そういったことが効率良く頭の中で整理されていくんです。手だけが動くので絵の制作と似ているんですが、ある種ボーッとするのと同じで頭の中が広がっていくんですよ。
絵とは違う他のことでそれをする、っていうのがポイントでワタシには編み物がピッタリ。
場所に余裕があるときはジグソーパズルをするんですが、今の家ではちと難しいんですね。
というのは、今まで作った中での最大は6000ピース。大物サイズを短期間で仕上げてしまうので、300とか500ピースなんてすぐ終わっちゃうんですよ。だからいつも1000ピース以上をやるんですけど、サイズが結構大きく50×70cmくらいになるので、スペースを確保できないってワケなんです。
今はピースの小さい1000ピースで26×38cmってのがあるんですけどね、予算的に断然編み物です。
すでに1つ編み終わってはいますが、もう少しゆるめで編もうかと違う糸で息抜き中。
今年はこの息抜きさえ難しい感じですが、1日の終わりに少しだけ編み物をしてから床に就くようにしています。
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