かぎ針編みでバッグを作る
休息日や、ひと息つきたい時なんかにやる「編み物」は、手軽に出来るかぎ針を使っているんですけど
棒針と違って持ち運びもしやすく気軽にどこでも編めますし、小さいモノなら数時間で編めてしまうというのが魅力で、なんにも考えずに没頭できるアイテムとして活躍しています。
年末になると頭を休ませたくなって編み物をしまくる、っていうのを以前 note で書いたことがありますが、相変わらずワタシの息抜きは編み物でして、ここ最近は鍋敷やらコースターやらを黙々と編んでいました。
複雑なものは編まないと決めているので、モチーフ編みとかではなく基礎の編み方でずっと編む、中心から円状に編む、ただただ編む、ってだけなんですよ。
そんな中、小物入れでも作ろうか?とバケツ型に編み進めていたんですけど
途中で気が変わって、「バッグにするか〜」となりましてね。
思いつきなので、編み図もなければ編んだこともないので、とりあえず適当に仕上げていくことにしました。
バケツ型をある程度の高さまで編み上げて折り返し、ステッチしながら縫い付けます。
長財布が入れられるように、高さは20cm にしました。
バッグは斜めがけが好きなので、肩紐になるベルトは長めに編むことにして
幅は3cm 長さは120cm に、ボタンホールをいくつか作って長さを変えられるようにしましたよ。
というのは、ずっと使わずに取ってあったお気に入りのボタンを、このバッグに付けたいと思いましてね。
ハンドメイド作家をしていた時(20年近く前)に、ものすごく気に入って買ったモノなんですけど、当時作っていた小物たち↓には全く合わなかったんです。
「いつか使おう」と思ったままハンドメイドはやめてしまったので、そのまましまっておく状態で今に至っていました。
で、なんとなく編みはじめた毛糸の色がこのボタンにすごく合うと思い、「どうせなら持ち歩けるものを」とバッグ制作になったわけですが、なにぶん息抜きでやっていることなので毎日ちょっとずつ編み進める状態でしてね。
尚且つ、手探りで適当ですから、せっかく付けたボタンも変な位置だったりして
やり直し↓しながら少〜しずつ作業をしていました。
ここまで、1週間くらいかかってますかね?
あとは、ベルトのボタンホールにこのボタンをくぐらせれば出来上がりなんですけど、デザインがあっさりしすぎて面白くないのでポケットを取り付けることにしました。
ステッチで使った同じ色の毛糸を使って、幅10cm 高さ8cm の四角いパーツを編み、本体に黒の毛糸で縫い付けて
完成です。
自分サイズにピッタリいい感じに仕上がったので、ちょいとウキウキ気分ですよ。
「良し良し」と久々に大満足で、早速スマホを入れ、財布を入れてみると
ビヨ〜〜〜〜〜〜〜〜ン
財布の重みでベルトがすんごく伸びちゃって、すぐさま財布を抜くっていうね。
やっぱりな。
毛糸だし、絶対に伸びるとはわかってたけど、ここまで伸びるとは。
ベルトの裏に布を縫い付けるかは迷った。
いや、付けないとな、とは思った。
でも、面倒でね。
どうせ付けるなら、かわいい布がいいし。
そうすると、
布を探す→買う→裁断する→120cmの長さに縫う→縫い付けてボタンホールを作る
となるわけだ。
全然息抜きじゃなくね?
ってことで、スマホだけ入れて使うことにします。
かぎ針編みをやってみたい、という方はこちらのサイトを参考にどうぞ→『【動画で解説】初心者が覚えたいかぎ針編み〜基本の編み方から目の数え方まで〜』