7月25日 市場サマリー
アジア
株価横ばい/ドル横ばい/国債利回り横ばい
特にめだった指標はなく鈍感な動きだった。
ドゥテルテ前大統領に 近い人物が所有する複合企業が、債権者からデフォルト(債務不履行)の通知を受け取っ たと明らかにしたことを受け、関連銘柄が急落。
中国株式市場3営業日続落、香港株式市場は反落した。国内の新型コ ロナウイルス流行と世界的な景気後退への懸念が圧迫した。ただ不動産株は政府の支援計画を好感して上昇した。
欧州
株価上昇/ドル下落/国債利回り上昇
英産業連盟(CBI)が発表した7月までの3カ月間の製造業生産指数は1年超ぶり の低水準となりクールダウン。インフレや投資を巡る問題が緩和されている一時的な兆候も示され た。
ECBによるインフレを2%まで引き下げる姿勢を繰り返したことにより金利が上昇した。
9月理事会での50ベーシスポイント(bp)の追加利上げの確 率を65%程度織り込んでいるほか、年末までにさらに107bpの引き締めがあるとみ ている。
NYC
株価横ばい/ドル下落/国債利回り下落/コモディティ上昇
FRBは今週の連邦公開市場委員会(FOMC)で75ベーシスポイント(bp)の利上げに踏み切るとの見方が広がっている。CMEグループのFEDウォッチによると、FRBが75bpの利上げを決定する確率は約75%、100bpの利上げ確率は25%となっている。
ECBの大幅利上げは先週のみでない可能性があると指摘。
長短の国債利回りが逆転する「逆イールド」状態になっており、リセッション懸念が高まっていることが示唆されている。
市場のまとめ
引き続き中国の不動産問題とコロナについて注視する
欧州と米国では金利動向に繊細に反応するため金利動向に目を付けていこう。
明日の経済批評
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