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老後に住みたい村づくり


皆さんは、老後はどんな暮らしがしたいですか? 独身一人暮らしを続けていくには少し不安がある、夫婦2人だけど、どちらかに先立たれたらどうしよう、老人ホームに行く十分なお金がないなど、高齢化社会に生きる私たちにとって、未来は不安がいっぱい。

そこで、もし自分が老後を迎えたら、どんな暮らしをしたいかを考えてみました。
夫婦でも、1人でも寂しくない、趣味やスポーツも謳歌できる、閉鎖的でなく、安らぎと人間らしい暮らしがある。そんなところに住めたら最高ではないですか?

そこで、私は、ある村をイメージしてみました。

気候は温暖なほうがいい
山からの湧き水が利用できると尚良い
清流ではアマゴやイワナが泳ぎ
山ではきのこや山葵、山菜が収穫できる
季節の花木が至る所で芽を吹き
小鳥がさえずる
森の奥には神々しい滝があり
清涼な空気に満たされている

民家の近くには温泉が湧いていて
村人たちが早朝から朝風呂や足湯でくつろいでいる
朝市では朝どりの新鮮な野菜や果物が並び、牧場から新鮮な肉や牛乳が届く

家は平屋で、ほぼ同じ間取り。仲のいい友人が数メートル先にぽつぽつと住んでいて、朝は一緒に共同の畑を耕し、昼はおにぎりを持ち寄りみんなで頬張る

昼間は、読書やスポーツ、水墨画、手芸、ダンスなど、好きな同好会に入って仲間と楽しむ。カフェでおしゃべりして寛ぐのも楽しみ。


夜は集会所で、みんなで作った料理を食べる。長い木のテーブルを囲み、手作りワインが登場し、尽きない話で夜が更けていく
バイオリンやギターを弾く村人なんかも現れて夜はふけていく。


原始の暮らしから
必要なものを少しずつ増やしていき、
このぐらいが自分にはちょうどいい、というライフスタイルを確立させるのに
そう時間はかからないはずだ
定年後の老人が都会に不要ならそれも結構。
用済みとあらば
勇んでこんな楽しい村へ引っ越せば
無駄なエネルギーも節約できる
朝日とともに目覚めて
日暮れとともに休むという
原始の暮らしで若返るにちがいない

環境は進化したけど
人類誕生以来、人はほとんど進化していない
発達しすぎた今の世の中が生きにくいのは当然
鬱になることもない
体内時計がリセットされて
セロトニンの分泌量が増え
自殺願望者も大幅減少するかもしれない
少しは明日への希望を抱く人も増えるかもしれない
たとえば、明日目が覚めたら
自分の植えたかぼちゃが大きくなってるかなとか
3日に1回くらい、村から都会へ行くバスも出ていて、映画や芝居を観たり、買い物したり、カフェやバーなど、都会的な雰囲気が味わえる。

私たちは何が必要で何が不必要なのかわかっている。都会や喧騒は、求めるところにあるぐらいでちょうどいい。

若い人たちが頑張って作ってる都会を
スパイスみたいに少しだけ味わうのは
老人の楽しみでもある


もちろん必要な家庭にはパソコンもあってSNSやskypeも楽しめるし、
ネットショッピングも自由自在。
クロネコも普通料金で配達に来てくれるからさして不自由はない

必要だと求めたときに
少し努力すれば手に入る環境
そのぐらいで丁度良いのかもしれない

村の住民は口コミで増えて
今では結構な人数になっている
老若男女、みんな仲良しで
助け合って生きている
助け合う時間がある
愛し合う時間もある
忙しい人にはない思いやりや
優しさなんかも、ある
ふと、そんな村に住みたい、と思った。

身体が動かない、どうにもならないときには、手厚い看護をしてくれるホームに行くこともできる

人は他人の手で生かされるようになったときから、少しずつ何かを失う。自分の力で生きたいように生きなければ、心がが死んでしまうようからだ

高齢者ばかりが集まるのではなく、いろんな年代の人が入り混じってこそ、その年代の役割のようなものも出てきて
生きがいも生まれる

老人を必要としているのは
赤ちゃんを抱えたお母さんでは?
定年後のご老人方は経験値の高い宝の山ですよ

朝、目覚めたベッドの中で
おはよう、今日も楽しい一日が始まるよ!
そう独り言が言えたら
人生はまだまだ楽しめそう
そのために今何をすべきかについて
考えることが、私のライフワークになっています。

このことを具体化した計画案は、次回。

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