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【インスタ攻略】『企業アカウント編』 リール×フィードが最適?
株式会社アドライブエージェント 代表取締役CEO の 佐藤新九郎 です!
今回は、Instagramを会社で活用したいけど、どんな戦略を立てたら良いかわからない…という悩みをお持ちの方に向けて執筆してます。
【執筆者情報】
株式会社アドライブエージェント
代表取締役 CEO 佐藤新九郎
2020年に立教大学へ入学し、人生の選択肢を広げる原体験を創ることを目的とした学生団体BANE↗︎設立。
その後、2021年より個人事業主としてSNS運用代行事業を開始し、大手フリーランス育成スクールのSNSマーケティング部門の 講師を務める。2023年には、弊社の前身となる クリエイティブチームLIBを設立。2024年11月に株式会社アドライブエージェント設立した。
個人のInstagramアカウントでも10ヶ月でフォロワー1万人を達成させ、89日でフォロワー1万人を達成したアカウントプロデュースも手がけている。総フォロワー10万人を超えるメンバーを束ねる「WEBマーケター×経営者」として知られる。
Instagramをビジネスに活用したいと考えている企業は多いのではないでしょうか。
外注を検討する際、外注先のプランによっては「フィード投稿のみ」や「リール動画のみ」といった形で提案されることもあります。
しかし、どの投稿形式を採用するかでInstagramの運用成果は大きく変わるんです。
特にD2C企業の場合、Instagramは売上に直結する重要なマーケティングチャネルとなるため、適切な投稿戦略を理解することが不可欠だと考えます。
今回は、外注先を考えている企業様向けに、リール動画とフィード投稿を組み合わせた最適な運用方法について解説します。
①リール投稿は必須な時代
Instagramを含め、SNSはショート動画を優遇する傾向が強まっています。
これは、情報量が増大し、人間の集中力が低下している現代において、短時間で多くの情報を伝えられる形式が求められているからです。
TikTokの成功を受け、Instagram、YouTube(YouTube Shorts)、Facebookなど、あらゆるプラットフォームがショート動画の拡充に力を入れています。
そのため、Instagramのアルゴリズムもリール動画を優遇し、より多くのユーザーに届きやすくなっています。
これは企業アカウントにとって大きなチャンスでもあるんです。
リールを活用することで、広告費をかけずとも新規ユーザーへリーチする可能性を広げることができます。
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また、ショート動画は視聴者の記憶に残りやすいという特性もあります。
短時間でインパクトのある映像を提供できれば、商品やブランドの印象を強く残すことが可能。
そのため、Instagram運用においてリール投稿は「必須」と言っても過言ではありません。
②リールで認知拡大、フィードでファン化
リール動画の最大のメリットは「認知拡大」に優れていることです。Instagramのリールはフォロー外のユーザーにも届きやすく、発見タブやおすすめ表示の仕組みが備わっているため、新規顧客との接点を生み出しやすいのです。
一方で、フィード投稿は「ファン化」に効果的です。
リール動画ほどの拡散力はありませんが、一つの投稿に込められる情報量が多く、より深いブランドストーリーを伝えることができます。
例えば、商品説明、活用方法、ブランドの価値観などを伝えられるため、リールで興味を持ったユーザーがより深くブランドを理解し、ファンになるための場として機能します。
つまり、マーケティングの観点で整理すると以下の流れが理想的です。
1. リール投稿 → 認知獲得
2. フィード投稿 → 商品理解・ブランド理解を促進
3. フォロー → コミュニティ化
4. ハイライトや公式LINEへ → 比較検討・購入
この流れを意識することで、単なるフォロワー獲得ではなく、売上やブランドの成長へとつなげることができます。
③モノを売るならフィード投稿も重要
企業アカウントを運用する目的の一つは「売上向上」です。
そのためには、Instagramのカスタマージャーニーを正しく理解し、リールとフィードの役割を適切に配置することが重要です。
カスタマージャーニーを考えると、リール投稿で認知を広げ、フィード投稿で信頼感を構築し、最終的に商品購入へとつなげるのが王道の流れです。
カスタマージャーニー:カスタマージャーニーとは、顧客が商品やサービスを認知し、興味を持ち、購入・利用し、その後リピートや推奨へと至るまでの一連のプロセスを指します。顧客の心理や行動の流れを可視化し、最適なマーケティング施策を設計するために用いられます。
特にD2Cブランドの場合、Instagramのフィードは「カタログ」のような役割を果たします。
プロフィールに訪問したユーザーが、どのような商品があるのか、ブランドの世界観はどのようなものかを一目で理解できる設計にすることが求められます。そのため、フィード投稿では以下のような要素を充実させることが重要です。
• 商品写真・動画:プロダクトの魅力を最大限に伝えるビジュアルを活用
• ユーザーレビュー・導入事例:購入を検討しているユーザーの不安を払拭
• ストーリー性のある投稿:ブランドの価値観や想いを伝え、共感を生む
また、Instagramには「ショップ機能」もあるため、フィード投稿に商品タグを設定し、そのまま購入へと誘導することも可能です。フィードをうまく活用すれば、Instagram自体をECサイトのように機能させることもできるのです。
④リール×フィードの最適な活用法
リールとフィードをどのように組み合わせて運用するかが、Instagramマーケティングの成功を左右します。具体的な活用法として、以下のポイントを意識すると効果的です。
1. 投稿のバランスを取る
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リールとフィードの投稿比率は業種やターゲット層によりますが、一般的には リール:フィード=7:3 くらいが理想とされています。リールで新規顧客を獲得しつつ、フィードで深い情報を提供し、ブランドへの信頼を醸成する流れを作りましょう。
2. ストーリーやハイライトを活用
リールやフィードだけでなく、ストーリーズやハイライトを活用することで、より効果的なマーケティングが可能になります。特に、ストーリーズは「日常的な発信」として活用し、ユーザーとの距離を縮めるのに役立ちます。また、過去の投稿をまとめる「ハイライト機能」は、プロフィール訪問者にとって重要なナビゲーションツールとなります。
3. CTA(行動喚起)を明確に
リール動画の最後には「プロフィールをチェック!」などのCTAを入れ、フィード投稿には「詳細は公式LINEへ」といった導線を明確にすることで、ユーザーの次の行動を促します。Instagramでは、ユーザーが流し見しやすいため、適切なアクションへ導く設計が欠かせません。
4. 分析と改善を繰り返す
Instagramにはインサイト機能があり、各投稿のリーチ数、エンゲージメント率、フォロワー増加数などのデータを確認できます。これらを定期的に分析し、どの投稿が効果的かを見極めながら、運用戦略をアップデートしていくことが成功の鍵です。
まとめ
Instagramを活用する企業アカウントにとって、リールとフィードの組み合わせが最適解となります。
リールは認知拡大に強く、多くのユーザーに届く可能性があります。一方、フィード投稿はファンを育て、商品の理解を深めてもらう役割を果たします。これらを適切に組み合わせることで、フォロワー獲得だけでなく、売上やブランド価値の向上にもつながります。
企業アカウントのInstagram運用においては、「リールで広げ、フィードで固める」という基本戦略を念頭に置き、効果的な投稿を継続的に行っていきましょう。
弊社では、投稿の種類はもちろん、貴社のアカウント運用の目的から丁寧にヒアリングさせていただきます。
インスタグラムに対する知見や知識がなくても問題ございません。
インスタを活用したいとお考えの企業担当者様は、ぜひお問い合わせください。
Instagram運用代行を考えている方へ
株式会社アドライブエージェント なら、
「戦略立案」「撮影」「台本作成」「投稿作業」「いいね・フォロー」「分析」「改善」まで一気通関で行います。
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