おおぜん
栄村にある雑魚川の中では最大の滝で、落差25m・幅10mの大瀧です。
“大瀧”はオオタキではなく、“オオゼン”と読むそうです。
※この周辺地域では滝を“ぜん”と呼ぶそう。
辿り着くまでにはそれ相応のアップダウンがあって中々の有酸素運動ではあるが、この断層のズレによって見出された百万年の絶景を拝むにはこのくらいの苦労がなくては拍子抜けするので、足元の悪い蹴上踏面のバランスを完全に欠いた一番歩き難い階段を含めての体験である。
途中、熊避けの鈴を鳴らしながら戻ってくるキノコ採りの爺さんに遭遇。何か採れたかと尋ねると“からっきし”と。お目当てのキノコがなんだったかは分からぬが、だんだん採りにくくなっていることもあるのだろうか・・