あなたの問題か、はたまた構造の問題か・・
“『やる気』という言葉は、『やる気』のない人間によって創作された虚構”と断言した脳科学者がいたな。
昨日だか、建築家の手塚貴晴が発した文に端を発し、美辞麗句な建築家になろうみたいな話のとどのつまりが、事務所の初任給だか給料の安さを暴露されて泥沼化してるとかしてないとか。
この辺りの問題も、結局何やかんやで親玉に吸い取られる仕組みで、やりがい搾取という言葉があるようだが、その類にしか見えない。
で、こういった“藝術枠”的な界隈だけがそうかと言えば、いや世の雇う側と雇われる側の、なんというかタイトル付きの連中とそうでない連中、または正規社員と非正規社員?とでもいうのか。その辺りの報酬形態の差って、つまりは人を明らかに区分しているが、果たしてそれが本当にその人の能力によるものなのか、はたまた大きな環境によるものなのかは明らかなのだが・・
ある天才的な能力を持った奴が平均点的輩しかいない界隈にどっぷり浸かったら、同期現象が起こってただの人となってしまう実態からして主従関係などその差をつけるに及ばぬ話だと思っている。
だが、本当に困ったことは、是正する気などない輩の群れる日本にあって、何かが騒がれれば、上っ面な話をすり替え、結局は何も変わらない手品のような策を講じ終わる、その繰り返しでしかない。
至極難題、僕はこの解決をする策を考えついても誰も賛同しないと断言していい。何故ならあなたも火の粉を被るのは必然であり、もしや粉では済まず、大火となって燃えてしまうかもしれないそんなものを受け入れられる人などまあごく一握り以下の探すのが困難なくらい少ない人口しかいないからである、と。
為す術があるならいくらでもやるから、本当に変わってくれないかな・・
ま、言うだけ無駄とどこからか聞こえてきそうだが。