信じられない原因
マイナンバー周りの諸々がそろそろ目に余るなあと思い始めている今日この頃ですが(少し前から色々言ってますけども・・)。
2017年に制定され、8回の加筆修正が行われたが、その変更箇所全てが履歴としてわかるようにしてもらいたいものだなと最近思っています・・
J-LISっていろんなところに登場しますけど、皆さんこれ何か知ってます?
地方公共団体情報システム機構のことですが、ここはデジタル庁から丸投げされた事業をさらに外部民間企業へ丸投げする組織です。
酷いですねーこの国の体質・・(民間も馬鹿じゃないから、段々“コンソーシアム(組合・連合)”を組んで仕事の廻し合いをしていたりします。)
基幹システムなのに、国がまとめて全ての統制を取るかと思いきや、マイナンバーは自治体によって機能にばらつきがあるって実態も。
これ、いつになったら解消して国が全責任を負って運用する“基幹”システムになってくれるのでしょう。
利用者に数多くの“同意”を強要してくる割にデジタル庁は“第26条 マイナポータルの利用に当たり、利用者本人又は第三者が被った損害について、デジタル庁の故意又は重過失によるものである場合を除き、デジタル庁は責任を負わないものとします。”と、まあ随分な物言いです。
“デジタル庁が運営するマイナポータル”と言うのですが“運営”とは“組織が本来の目的を果たせるように、その組織を動かすこと”だったはずですから、自治体によって機能差が出るなどデジタル庁にとっては“恥部”であるはず。挙句、運用までJ-LISを通じて民間委託されているのでは、いやはやどこをデジタル庁が“運営”しているかも怪しいものです。
そういえばエラーが多発して総点検とか言っておりましたが、あれも結局“やれ!”とか言って命令するだけで実施は民間の孫請けなのか何なのか・・
やれやれと言った感じですが、それでも幾ら掛かるかさえ不透明な刷新みたいなことを仰っていたりするようで、四半世紀前(厳密には1999年ですね)に始まった“住民基本台帳ネットワークシステム”からこの手の“システム”に如何程の“莫大な税金”を注ぎ込み“どれほど効率的かつ適切で国民にとって快適な運用が出来たのか”は疑問しか残らないように、あくまでも“現時点”では思うわけです。
この辺りに詳しい方がいれば、是非加筆また、ご教授くだされば嬉しいです。