旬を頂く、違いを知る
清流と言われる場所で育つ、天然のクレソン。
各々のクレソンとの差分を口に入れた途端、笑っちゃうほどわかってしまうのはなんだか嬉しい。
だが、この差分を味覚や嗅覚など五感の融合でわかるためにはいろんなクレソンを口に入れていないと難しいかなって思う。
そもそも、クレソンと一言で言ってもいろいろあって・・
まあ、その辺りは興味がある方は調べて貰えばいいと思うのですが、キレイな川で自生する天然は、不思議なほどキレイな味になります。
それはどこの川に自生するかで、これまた驚くほど変わるわけですが、逆に人為的に生産されるものや昨今ではチョウザメの養殖水を使ったクレソンなんてのも(ちなみにチョウザメの排泄物を栄養として育てています😂)ありますが、基本、化学を駆使したもので強制的に育てているものが本来ある形に収まるかと言えば、勿論そんなことはないわけです。(チョウザメの排泄物の方がまだ川のあらゆる栄養に若干近いと思ったりしますが)
良し悪しは各々が決めれば良いと思うのですが、あらゆるクレソン=クレソンというまとめかたは間違っています。それぞれに構成要素的違いがあってそれがこれほどまで差を生んでしまって、実のところクレソンに隠れた“擬”に挿げ替えられ、クレソンと堂々と居座っていることに畏怖するわけです。(クレソンという言葉を違うものに置き換えると粗方なモノゴトに当てはまります。)
写真は津南から届いた天然のクレソンと妻有ポークのしゃぶしゃぶ。
沸騰させた湯に日本酒を垂らし、そこに肉、クレソンと軽くしゃぶしゃぶして巻いただけです。が、昨日はポン酢、今日は胡麻ドレッシングで頂きました。
炊き立ての土鍋飯にキャベツの味噌汁やポテトサラダなど。一汁一菜ではなく、一汁三菜な贅沢な食卓、皆さんもお試しあれ。
春、旬のクレソンは本当にキレイな味がします。
欲しい方がいれば、お声掛けください、販売している友人を紹介致します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?