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世界のこどもたち

MINIATURE GALLERY

Illustration for solo exhibition
個展用イラスト 1991
タイトル「世界のこどもたち」

むかしむかしある所に貧乏な絵描きがおりました
毎日毎日、絵を描いていました、

ある日の事
絵は描いているけど誰が見るわけでもない、
何のために絵を描いてるんだ?と思いました。

画を描く事が楽しい、ただそれだけ!しかし、それだけでは何も起こらない、画を見てもらうためにはどうしたらいい???
まだSNSという便利なものもなく見てもらうため当時の支流は個展でした。

しかし

個展には、かなりの費用が掛かり学生には先だつものがない
どうしたらいいんだろうとない頭を使い、出来る限り費用を賭けずに個展が出来ないものかと思いついたカラーボックスを使った小さな画のボックス個展でした。


お店屋さんの商品の陳列棚としてカラーボックスを置いてもらい
そこでイラストも陳列販売してもらっていました。
沢山見ていただくために画を出来る限り小さくして販売、
画の入れ替えと同時にポップの製作や、お店の商品のディスプレイも無償でしました。
このやり方で本屋さんや美容室など店舗を増やしながら毎月の個展をしたことが思い出されます。
本屋さんの入口あたりで平済みのディスプレーがありますがあんな感じの
陳列販売を当時やっていました。
もちろん絵も売れました、お店屋さんにも喜んでもらえたとても楽しい常設展示でした。

これは個展というのかな~?





※原寸サイズのイラストです。
その時の処女作です。
まだまだ技術もままならない頃で小さいながらも画の制作に1点2週間もかかってしまいました、
あまり上手くないイラストだけど、とても愛着のある作品です。

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くりふぁみ。
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