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1回戦 落ちたら坊主にします。

私は、渡辺直美と同じ美容院に通っている。

担当してくれている美容師さんは、年末に紅白のバックダンサーの髪を切っているらしい。

特別髪型にこだわりがあるわけではないが、出かける際にはヘアミルク、バーム、ジェルの3つを使って、質感を意識しつつ、全体のボリュームを抑えながらも潰れないよう分け目をあげて固めるようなスタイルにセットしている。

自分の髪質や癖への理解から始まる現実的なヘアスタイルを学んできて、近頃ものにしつつある。




ではそんな生き方をしている私が、今回

何で坊主にするのかというと、、、、、、、







バリカンです!!!!!!!






ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ




なんでこんなすぐ近くで音が!!?

丸刈りまでのカウントダウンはもう始まってるっていうの!!!??ちょっと!!!!





スポっ




ローターでした ~




気持ち悪!!!!!!!!!


チェーンソーマンみたいに登場するな!!!

バカもんが!!!


とはいいつつも、

"バリ噛んで" しまうみたいで縁起悪いのかなぁ。
やめようかなぁ、、、、、バリカン使うの、、、


否!!!
男に二言は無し!!

(↑男ってこうやって自分を不利な状況にわざわざ置いて、それで勝てたら本物!みたいな勝負好きだな〜)


疾走感ある冗談はさておき。


タイトルは釣りのつもりじゃなくてまっすぐ意味の通りです。終わってから逃げの言い訳とかしたくないんで、改めてはっきりと宣言させてもらいます。


〜 M-1グランプリ2024 〜

私、リャン・オゼキは、

1回戦落ちたら、坊主にします!!!!!!!!!





ほんとです!!!さらに!!!!!



1回戦再エントリー合格でも、坊主にします!!!







でも勝ち残ってる期間中は、坊主にしません!!!!






2回戦落ちても、坊主にしません!!!!






3回戦進出したら、坊主にします!!!




2回戦追加合格で3回戦進出だったら、、、

床屋に行って坊主にします!!!!




床屋に行って坊主になれなかったら、、、

お家で坊主にします!!!!!





1回戦 再エントリー合格 からの、
3回戦 進出 だった場合、、、、、

坊主になる権利が重複してしまうので、

坊主にしません!!!!


どんなルートであれ準々決勝進出できたら、、、


ネタに集中します!!!!


ワイルドカードで準決勝進出できたら、、、

Amazonギフトカードを10名様にプレゼントします!!!(このnoteを見た、と言ってください)




持てるものすべてを力に変えて、人々を惹き寄せて離さない。実力で駆け抜け、名を轟かせ、黄金に光る漫才師達にも認められるような証明を果たせたなら!

その結末として、、!

決勝 に進出できたなら、、、、、、、、

いや、それ以上!!!!

優勝 できたなら、、、、、、、、、、!!!!









人生、変わります。

🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥







そしたら髪型は変えません。





それがもう"正解"なはずだから。


この夏、どんな私が待っているか
あなたも見届けてください。

どんな自分が待ってるか早見表


まぁ、相方とかにも言ってない思い立ちだから色々変な感じになりそうだったら坊主しないとかもなしではない。いち可能性としてだけど周りのみんなが嫌とかだったらやめようかな。正直変な話ほんとに合う合わないとかもあるだろうし。なんか二言がとか古いと思うし、それで坊主にしたとして来年勝てるのって話だし。

●10/20 追記

M-1 3回戦進出😭
本当は坊主にしなきゃいけないけどなぁなぁにしてる!


あとがき

髪型ひとつで人生が好転することもあれば停滞することもある。ヘアスタイルとしての良し悪しによる評価に限らず、その人らしさや意志を反映させることができるからだ。

私には私らしい髪型が分からない。求められる髪型も分からない。こうやって坊主という極端な選択肢を取ろうとするのは、おもしろでカモフラージュしようとしている迷走に他ならない。弱き心の発想である。

ある時、街角で見つけたバイト募集のポスターに「髪色自由!自分らしく働こう!」と書いてあった。

私はふと、これまでに出会ったピンク髪をした2人の女性が2人ともヤリマンだったことを思い出した。

私はあくまで"その事実"を本人に聞いたわけではなく周りから伝え聞いたのだが、今になって彼女らをヤリマンと定義したのは誰なのだろうかと思った。周りの人間が彼氏を作らず遊ぶことを貞操観念の低さと呼んだのか。あっけらかんと自称しているのか。もしお願いしたら一緒にホテル行ってくれるのか。

つまり髪がピンクだったとしても、周りの期待に応えるように淫乱ぶった「ビジネスヤリマンキャラ」なのか、エロ=ピンク=自分という確固たる意志を持った「熱量ヤリマン」なのかは本人にしか分からないということだ。




表舞台に出る職業の人々は、常にどんなジブンであるかということが評価に晒され、それが生活に直結してしまう宿命を背負っている。

なりたい自分とほんとの自分が複雑に溶け合い移り変わる中で、はてしない自己研究を続けなければならない。


私は、周りに求められる幸せと手の届く理想を叶えるために、似合う自分も似合わない自分も認められる強さをもって進みたいと思う。迷走しても、もし走れていなくても、不貞腐れず"自分らしい自分"を見つけてみたい。遠回り礼賛。


とはいえ、自分のイヤなところを見つける客観視はできても、良いところを見つける客観視は本当に難しいね。苦労。





その後ヤリマンの髪は、見たことがない紫になっていた。






性病、、、?

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