【ショルダーバッグの根付カスタム補修】ストラップ根付修理
大きいがま口のショルダーバッグ
ショルダーストラップの本体と接合部分/根付が…
両方とも…
バッグの一番膨らんでいる部分にカシメ1本で本体を支えている為に、荷重が1点に集中していることにより切れてしまったものと考えられます。
デザイン性の高い袋物にはよくある症例で、本体の容積に対して根付の接合部分の始末が脆弱だったりすることはよくあります。
なので、荷重の掛かる部位を大きくして分散させる修理/カスタムを実施しました
バッグ本体が裂けてしまっているので、それを埋めるためと荷重の掛かる部分を大きるする為に台座を製作…
その台座にストラップをカシメて、本渓縫い付けました。
更に台座とストラップがカシメ1点で支えてたら意味がないので、その少し上の部分にブリッジを設けてストラップがカシメ(本体)から離れない様に作りました。
これで吊られた状態でも支える部分が分散されるので耐荷重が増したと思います。