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【後編】【スニーカーソールカスタム】NIKE Air Jordan5 Retro(AJ5)

前ポストのつづき…
また前置きしますが…

このパターンのリペア/カスタムは、たぶんもうお受けしないかもしれません…。

専業というか…
スニーカー修理に特化したお店さんが全国にいっぱいあって…

修理業やっていてこーゆー事いうの忍びないのですが…
そーゆーお店さんは、この分野(スニーカーのカスタム類)ではレベチですごく上手です。
ワタシのスキルでは到底追いつけません。
経験値も違うし、経験するにもそんなにご依頼ないし…

というリペア
一応、こんなカンジに仕上がりました。

当初、加水分解したウレタンフォームのミッドソールを作り変えて…なんていう大胆な構想でしたが、やってたら撃沈していたかもしれませんw

今はvibramのスニーカー用のカップソールが開発されていて、サイズが合えばきれいにリペア可能です。

因みに、在庫は常時ありませんw
この様なリペア/カスタムは得意なお店さんにお任せするのがベターだと思います…スミマセン
といっても、商売なのでやらない訳ではないです…なんて、矛盾を言ってみる…。

ソールは「vibram#762K」というモノを採用しました。
バッシュ用のソールではなく「トレイルランニング」用のスニーカーソールだそう…。

上の画像の通り、元々のソールの付いていた位置と今回のソールのアッパーとの接着位置には違いが出ます。
その部分は革を接着のために荒していたり、残ったソールを剥離する際にペーパーを当てたりするのでキレイではありません。
なので、革を巻いてその部分が目立たない様に補修して、アウトソールをつけます。

また、最初はきれいに見えたアッパーのメッシュ部分
潜在的に劣化していて、既存のソールを剝がす際に潜在化しましたw

これは縫製も解いて新たにナイロンメッシュを挟んで補修

ワタシのスキルと引出しではこの位しか出来ません…。
いや~大変でした…。

以上、軽い気持ちでは受付けられない修理でしたw


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