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【ショルダーバッグストラップ根付交換】Louis Vuitton(ルイヴィトン)

ルイヴィトンのショルダーバッグ

ルイヴィトンに限ったことではないのですが、意外とハイブランドのショルダーバッグのストラップの根付(*根付とは;バッグ本体(胴)と手紐(ハンドル)やストラップとを連結させる部分)がフィックス(固定)していて、バッグの中身(サイフやスマホ等)を取り出す際に「よじれ・ねじれ」が生じる場合は非常に弱いです。
この動きによって、固定されている部分のすぐ上部に亀裂が入り下の画像の様に切れたり、縫い合わせているとそのミシン目から破れたりします。

こうならない様にするには
◆使用頻度を低くする。
◆たすき掛けや肩掛けを昨日は「右」だったら今日は「左」等交互にする。
等、なかなか習慣なので違和感があったりして難しいと思いますが…。
また、この使い方は延命ににはなりますが、いずれ損傷は起こり易いです。

他には思い切ってカスタムする方法があって、
それは「よじれ・ねじれ」を逃がす方法。
根付の部分に「スイベル(swivel)」という金具を追加する方法です。「スイベル」とは「回転カン」とも呼ばれるモノで回転によって「よじれ・ねじれ」のかかる力を逃がす金具です。「スナップフック(ナスカン)」を追加するのもいい方法です。

しかし、実際にはブランドの持つイメージやオリジナルに近い雰囲気を保つことが大前提にあるので、実施例は少ないです。

そして、今回は根付部分の交換での実施となります。

ヌメ革の根付部分の交換
内側に芯材を入れているので丈夫にはなっています。
あと、ヴィトンの刻印の入ったカシメは基本的に使用できません。無地の真鍮カシメへの変更となります。

どうしても刻印のカシメを使用したい場合はご相談ください。


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