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【ヒールの再接着とネイルダウン】R.M.Williams/R.M.ウィリアムズ

オーストラリアブランドの”R.M.Williams/R.M.ウィリアムズ

同国(オールとラリア)のサイドゴアブーツでは”Blundstone/ブランドストーン”が有名ですが、最近そこかしこでウレタンソールの<加水分解>によるソール交換をSNS等で目にします。

コチラのブランド(R.M.Williams)はブランドストーンよりもハイブランドでオーストラリアではこちらの方がメジャーだそうです(お客様談)

ソールはウレタンソールではなく加硫ゴムで、ボトムプロセスもグッドイヤー製法なので<加水分解>は発生しないし、堅牢な作りですが…

ヒールはセメンテッド(接着)だったので、剥離してしまったそう…

リグルー/再接着のご依頼です

リグルーだけでは不安なので、ネイルダウンを実施

ポンチで押し込んで、金台に到達したら(音で判ります)、もう一叩きでネイル(釘)の先端を潰します。

オリジナルのインソールが入っていますが、その下に念のためカカト部分の中敷(ソックシート)を挟んで完了

セメンテッド(接着)のみの靴底の剥離は主に高温や長期保管が主ですが、再接着の修理をしてもまた同じ環境下にある場合は再発します。

なので、今回は釘/ネイルを使用して、少し強度を上げました。

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