【ブーツカスタム/Revamp(リヴァンプ)】Red Wing#877のシャフトカット
Red Wing/レッドウィング#877 Irish Setter/アイリッシュセッター
オールアイレット(ハトメ)で敬遠しがちだったという事で…
シャフトカットのご依頼
シャフトをカットしなくても、上段のアイレットを4~5列スピードフックに交換するとだいぶ履きやすくなるのですが…
レッドウィング#875の様な6インチハイトにしたいとの事で…
だったら、#875で良いんではないかと思いましたが…
アッパーのカッティングパターンが違うというご指摘から実施に至りました。
確かに、#875はワークブーツの派生ですが…
#877はシューティングブーツの派生になります(だからアイリッシュセッター…)
同じようなアッパーのパターンはRussell Moccasin/ラッセルモカシンの”Bird Shooter/バードシューター”が有名で…
靴の製法としては「袋モカ」とか、「モカシーノ製法」と呼ばれるボトムから上に釣り込む方法の靴
#877は同じパターンのカッティングになっています(グッドイヤーですが…)
という事で、シャフトカット実施
Tongue/タンのタグは移植しました
#875と#877のモカの大きさが微妙に違っていて…
ハイトを基準に考えた場合…
#875はアイレット→7列
#877はアイレット→6列
になります
同じアイレット7列にすると少し高いカンジなので、相談の上6列に決定
後ろ姿とトップラインの始末
#877オリジナルや#875と同様にパイピング処理
あと、上段から2列はスピードフックに変更