自分への過大評価はやめよう、と思った話
こんにちは、カイリです。
先日、前職の先輩方と食事会があり参加してきたのですが、タイトルの通りの気づきがあったのでブログに残したいなと思いnoteを書いています。
もともと私は地方の中小企業から東京に転職してきました。
転職した理由は過去にもあるのですが、一番の理由は
業界を変えてでも若いうちにやりたいことに挑戦したいと思ったためです。
食事会に来てくださった前職の先輩も、みな20代後半で東京の企業に転職しており、キャリアアップが出来ている方々ばかりでとても刺激的な話を聞くことができました。
その一方で、少しもやもやしてしまった部分もありました。
それは、『私自身が潜在的に、他人と比較して収入を得ることに固執している』ことに気づいてしまったためです。
先輩との話の中で、前職では同じ組織に属し、同じような仕事をしていた先輩の年収が、すでに私の年収と比較すると300万程度の差が生まれていることを知りました。
もちろん優秀な先輩でしたし、大きな企業に転職されたことも知っていました。しかし細かな年齢は違えど、同じ20代後半の社会人です。
そんなに変わらない年齢の人でも、年収がこんなにも違うのか、、、。
私の周りの世界とは離れた世界を知ると同時に、
自分の能力の差を見せつけられたみたいでがっかりしました。
そこで私がすぐに感じたことは、
タイトルにある通りの『自分への過大評価』です。
「とにかく1円でも多く年収をあげることが大切なのではないか」
「前職で同じ仕事をしていた先輩ができるなら、私も同じような年収に近づくことが出来るのではないか」
「年収をあげるためにもっといい仕事がほかにもあるのではないか」
先輩の話を聞く中で、そういう考えが即座に頭をよぎりました。
でもこの考え、ダメなんですよね。
だって私は、「やりがい」を求めて転職を選んだから。
もちろん、お金は大事ですし、
収入アップを目指して転職することは良いと思います。
でも、自分が何を重視して転職したのかを明確にしないと
一生現状に満足できずに苦しんでしまうことに気が付きました。
もちろん、先輩と同じ収入を目指せる可能性はあります。
しかし、その選択で自分は満足なのか、やりたいことは出来るのか、
そういった点を真剣に考える必要があるのではないかと感じました。
他人と比較して自分自身を過大評価することなく、自分軸で人生を考えることが「私自身にとっての幸せ」であることに気づきました。
私は現在、前職とは全く異なる「教育業界」で、
自分が興味を持てる仕事に従事することができています。
業務量はかなり多いですが、仕事内容はかなり満足しています。
このような素敵な感情を保ちながら、働くことが出来る機会はかなり少ないのではないだろうか、と最近思うようになってきました。
人間の価値は収入だけではありません。
頭では分かってはいたものの、やはり他人の収入聞くと羨ましく思ってしまい、そんな自分に対して少し情けなく、反省しました。
やりたい仕事が出来ている自分を誇りに思いながら、今の仕事が満足した状態で長く続けられる方法を模索しつつ、前向きに生きていこう。
改めて、そう思えた1日でした。
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