ゲームを通して何を伝えたいのか。
こんばんは、個人開発でゲームを作ってるYuriです。
私がゲームを作る理由は、
プレイヤーに気づきを与え、今後の人生に影響を及ぼすこと
をゲームという媒体を通して達成したいからです。
伝えたい部分のコアは
「極めて自分軸で、人生レベルで、死ぬ時に後悔しないように意思決定しろ」
です。
まずはゲームで自分の人生に後悔しないように行動してみてほしい。そうしたら、プレイヤーの人生が、なにか、変わるかもしれない。
そういう思いで制作をしています。
ここで、ゲームのあらすじをば。
そこまで重要じゃないので(ゲーム制作のコアではないので)読み飛ばしても構いません。
時は2030年...
貧乏な研究者のシングルファザーのもとで生活する(男子/女子)高校生は、ある日家事手伝いとして裕福な家に送り込まれる。
その家にはBMIデバイス経済特区で働く重役研究者の父と、経済重視の政策を打つ政党の政治家の母、そして9人の兄弟がおり、高校生は不器用ながらもその家に馴染んでいく。
ある日、BMIデバイス経済特区に巨悪なテロが起こり、高校生と一家は逃亡生活を余儀なくされる。
特区からは、「反体制組織の内通者に注意。見つけたら即刻処分しろ」との司令が下った。
裏切りと愛の逃亡生活が、始まる。
以下の文章は自分がコアを伝えるために考えたゲームシステムの説明になります。あらすじはこれらを物語として成立させるためのものなので、今後も変わる可能性があります。
1.思想の自由
この世界では、最適化された世界を好む「BMI賛成派」と人間に考える力を取り戻させる「BMI反対派」に分かれており、思想の違いにより紛争が絶えません。
一家は、両親の思想の下、賛成派として日々を送っていますが、あなたはどっちの立場をとっても構いません。そしてどのような行動をしても構いません。
そして、周りがどのような思想を持っているのか、理解する必要があるでしょう。
2.生き残るために行動する
逃亡生活の中で最も恐ろしいのは、誰かに襲われることと神経症になることです。あなたはそれを防ぐために物資を集めたり、仲間を集めたりする必要があるかもしれません。
3.自分の決断と向き合う
あなたは、自分や仲間の命のため、大義のために、誰かの命を絶つ選択をすることができます。ただ、物語が強制することはありません。それはあなたの選択です。
4.エニアグラムに基づいた相手キャラクター
9人兄弟(姉妹)の性格はエニアグラムに基づいて設定されています。彼らの主義思想はそれぞれ異なり、彼らが持つ恐れはまるで人間のそれらです。
5.生と死の間に存在する「愛」、そして相手は意思を持って存在する「人間」であることの認識
あなたと各兄弟(姉妹)の関係性は行動によって変化します。恋人になることもあるかもしれません。ただそれによって逃亡生活が終わるわけではありません。あなたは各キャラクターとどんな関係を結びますか。
6.人を巻き込むことの意義、そして痛みやリスク
各キャラクターは彼らなりの考えを持ち、行動します。それに対して、あなたは彼らの考えや行動に影響を与えることができます。違う思想を持つ人間を説得して、自分の仲間にできるかもしれません。各キャラクターの特技によってあなたは助けられるかもしれません。ただ、人と協力すること、コントロールすることのリスクを知って行動してください。
7.人生は、時間は、有限である
あなたが行動するたびに、時間は過ぎていきます。つまり、状況も変わるということです。取り戻せないことも起こるかもしれません。
8.脅威に対する意思決定
敵対者はあなたの知人かもしれません。物事をよく観察し、誰を信頼するのか考えてください。どの情報を誰に言うのか、言わないのか。説得できるのか、何かを交渉材料とするのか、彼らの根底の恐れを解決するのか、それとも命を断つのか、決断してください。
...と、コンセプトは自分的に納得できるものに仕上がったのですが、、
これ、開発にかなーーーーーり工数かかります。一人はかなりしんどいす(笑
ということで、開発周りやシナリオ作成など興味ある方は、気軽に
こちらのツイッターアカウントにDMいただけると嬉しいです!!
それでは、開発頑張るぞ~~!!
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