見出し画像

【レポ】2024年スペイン折り紙コンベンション①~出発~

出発前に天丼を食べるな!

みなさんは海外へ行く際、飛行機に乗る直前にご飯を食べたことはありますか?私はあります。やめましょう。この記事を読めばその理由がわかるゾ!

スペインコンベンションレポ 記事リンク
第0回

行きの旅程はこんな感じでした。

チケット購入結果のスクショ

延べ30時間。アイコンが読み込まれてないですが、最初のフライトはJAL、2番目のフライトはカタール航空、3番目のフライトはブリティッシュ・エアウェイズによる運航になります。これはメールのスクリーンショットですが、チケットを買ったらその航空会社のアプリをスマホに入れて管理しましょう。スケジュールを何度も確認することになります。

羽田空港

17:00くらいに家を出発し、18:30くらいに羽田空港第3ターミナルへ到着。

羽田空港第3ターミナル
4Fにあったレストラン

空港に着いたらやることは以下。

  1. チェックイン(チケットの発券と席指定)

  2. 荷物(スーツケース等の大きい物)の預け入れ

  3. 外貨への両替(※任意。チェックインの前でもいいかも。)

  4. 保安検査(身体検査と機内持ち込み荷物の検査)

  5. 搭乗口へ移動

  6. 搭乗手続き(ここでチケットを受付に見せたりリーダーにかざす)

1.チェックイン

JALではオンラインで済ますことができます。24時間前にメールが届き、座席の指定とチケットの発券(PCならPDFを印刷、iPhoneならウォレットにQRコードを登録)をすることができます。家を出る前に気付いて予め済ませておきました。
……が、その後の流れがよくわからず、結局空港のカウンター近くに会った自動チェックイン機で紙のチケットを発券してしまいました。まあこっちの方が安心ですね。
そしていきなりイレギュラー発生。1便目と2便目のチケットは出てきましたが、3便目のフライト(ロンドン→セビリア)が発券されません。エラーだとか表示されています。いきなり不安だ。荷物を預けるついでに尋ねてみることにします。

2.荷物の預け入れ

カウンターに行き、スーツケースをここで預けます。
複数の便を乗り継ぐ場合、荷物の再預け入れが必要かは必ず聞いておきましょう。荷物に巻き付けられたバゲージクレームタグでも確認することができます。控えのシールをチケットに貼り付けてくれました。
国や空港によっては、一度荷物を受け取った後にもう一度手続きが必要となる場合があります。また、一時の滞在でもトランジットビザが必要となる場合があります。幸い私にはどちらも必要ありませんでしたが、もしあそこでビザ必要と言われていたらどうなっていたんだろう。

何もせずともセビリアまで荷物が一緒についてくることを確認。
ロンドン発のチケットの件について尋ねると、どういうわけかエラーで出ないので、向こうに着いたら再度チェックインしてくださいと言われました。空港の人でも原因わからないとか大丈夫なのか。

3.外貨の両替

空港内の至るところに外貨交換カウンターがあります。クレカ使えれば最悪なんとかなりますが、不安だったのでいくらかユーロに変換しました。

4.保安検査

いわゆる身体チェックです。
刃物の持ち込みは厳禁、バッテリー類は必ずここで所持、そして液体を持ち込む場合は小さい容器に入れてジップロック等にまとめる必要があります。
私は歯みがきセットとマウスウォッシュとコンタクト保存液を持ち込みました。
荷物をX線みたいな装置に通し、私も身体検査ゲートを通過し、終了。
まだ出発まで2時間以上あるので、夕食をとることにしました。

5.搭乗口へ移動

羽田空港に飲食店はたくさんありますが、どの空港もだいたい、保安検査を通った後の方が良い飲食店が揃っています。
しばらく米が食べれなくなりそうなので天丼を食べました。意外とボリュームがありお腹いっぱい。

6.搭乗手続き

お菓子と飲み物(綾鷹)も買って、ゲート近くに移動し待機。
30分前になり搭乗開始。先ほど受け取ったチケットをリーダーにかざしゲートを通過、飛行機に乗り込みました。

フライト:東京→ドーハ

ここで最初の失敗に気付きます。離陸から1時間半ほど経った頃で、機内食が出てきました。

なぜ────この流れを読めなかった。

なぜ、出発直前に天丼を食べた?
気付くだろう……!これだけ長いフライトなら、おそらく食事は2度あるということに……!
フライト直後に出ることも……ありうるということに……!
なんならウェブサイトに、どのタイミングで食事が出るかちゃんと書いてありました。

最初の機内食

しかも結構量がある。頑張って全部食べましたが、味はあんまり記憶に残っていません。

食事のあと1時間くらいで消灯しましたが、久しぶりの飛行機で緊張して、あんまり寝れませんでした。
ただ、通路側の席をとっておいたのは正解でした。トイレに行くのに何も気遣いする必要がなかった。

明るくなって、到着2時間前くらいに2回目の食事。

朝ごはん

まずそうに見えるけど左上の杏仁豆腐が美味しかったです。緑色のは海藻かと思ったら羊羹でした。

飛行機の中では「マイ・エレメント」を観ながら、講習用のスターゲイジーパイ見本を作っていました(まだ用意してなかった)。

約12時間のフライトを終え、ほぼ時間通りにドーハへ到着。タラップを降りると日本より蒸し暑い。ジェットの近くだったからかも。

ここからはいよいよ、誰にも頼ることができなくなります。

ハマド国際空港

バスの中から。

飛行機を降りるとバスに載せられ、ターミナルビルへ。
到着し降ろされ、「Transfer」と表示されている看板に従い建物の中を進みます。

エスカレーターを上がる

飛行機の乗り継ぎには、「Transit」と「Transfer」があります。
調べると、「Transit」は単なる燃料の補給、「Transfer」は飛行機自体の乗り換えだそう。
が、カタール航空では、どうも両方とも同じ意味(飛行機の乗り換え)で使われているようです。少なくともチケット購入画面やアプリでは、「Transit」と表示されていました。

保安検査

保安検査に並ぶ

中に入ったらすぐ保安検査を受けます。ペットボトルの飲料を所持していたら、ここで捨てなければなりません。羽田で保安検査を通った後に綾鷹を買っていたのですが、開封しないままここまで持ってきてしまい、捨てる羽目になってしまいました。飛行機内でもペットボトルの水をもらえるので、つい飲むの忘れてたんですよね。

だいたい日本と同じ感じで進みます。係員に「Is there water?」と訊かれましたけど最初わからなくて3回くらい聞きなおしました。飲み水のことか!と気づき、No waterと返答。

最初の英会話────クリア!
もう怖いものはない。かかってこいよ、世界。

電光掲示板で、次の便に乗るにはどのゲートに行けばいいか確認。2時間くらい暇がありそうなので、空港内を散歩することにします。

ランプベア。ぬいぐるみのように見えるけど銅像です
ブランド店がたくさん
10周年記念モニュメント
キッズコーナー

やけに新しくてきれいだと思ったら、まだ開港して10年しかたってなかったのですね。魅力的な飲食店もたくさんありましたが、先ほどの反省を踏まえて何も買わず。
1時間くらいで疲れたのでゲートの近くにいって休憩しました。後で調べたところによると、植物でいっぱいのエリアがあったそう。もっと探検すればよかった。

フライト:ドーハ→ロンドン

ひこうきひこうき~

この便はカタール航空が運航するので、購入直後からオンラインで席を指定することができました。窓側の席をとったつもりでしたが、真ん中の列の通路側の席に座らされました。

あれ……ここだっけ?よく覚えてないや。間違えたかな。まあトイレ行きやすいからいいか。隣も空いてるし。

離陸から体感2時間くらいで食事が出されました。飲み物も頼めたのですが、よくわからなくて「アー、ソフトドリンク……」「Coke or Sprite?」「アー……スプライト!」って感じでスプライトもらいました。
ジュースを飲みたかったのですがしくじりました。海外では、ジュースとソフトドリンクは別枠のようです。

食事はCAさんがビーフシチューとチキンの何かだと言っているのは分かりましたが、よく聞こえなかったのでビーフ選択。あとで気づきましたが、食事のメニューもドリンクも、カタール航空のアプリを見れば何を頼めるのか事前に確認することができました。

カタール航空の食事。スプライトと共に。

内容はビーフシチューとマッシュポテト、パン、フルーツ、コーヒーのムース。とても美味しかった!メインもデザートも味付けがとても好み。
特にカットフルーツの新鮮さは、この旅を通して群を抜いていました。

それからまた3時間くらいして、軽食が配られました。これもよく聴こえなかったので、辛うじて聞こえた「チキン」を選択。

間食のチキンパイ

これも美味しい!チケットの値段が安いので警戒していたのですが、食事に関しては大満足です。機内サービスも充実していました。

いつでもクルアーンが聴けるし読み手も選べる!そう、カタール航空ならね。

トイレを探してうっかりビジネスクラスに迷い込んだのですが、そちらもとても快適そうでした。CAさんに「何をお探しですか?」と訊かれ、トイレと答えると正しい場所を案内してくれました。

……今、日本語で話しかけられた?
なんでこちらが一言も発してないうちから日本人だと判った。
周りを見てもアジア系っぽい人は見当たらない。
まさか一人でも日本人がいたら、日本語を話せる添乗員を載せているのでしょうか。
世界一のサービスという話はあながち間違いでもなさそうです。

5~10分くらい時間がずれたものの、予定時刻とだいたい同じ時刻にロンドンへ到着。

ロンドン・ガトウィック空港

ロンドンはヒースロー空港が有名ですが、ガトウィック空港はイギリスで2番目に大きい空港だそうです。

ハマド国際空港とは違い、ボーディングブリッジ(飛行機とビルを繋ぐ通路)を通って直接建物内に入ります。
次は保安検査……と思ったら、パスポートを認証して顔を認証する装置に通されました。うまく認証できなかったので係員に直接目視確認してもらって通過。

乗り場のゲートに行きたいのですが、よくわかりません。看板を見ても、荷物の受け取りや出口への案内しかありません。
とりあえず出口の方を進めばいいのかな、他に行く場所ないし。

そうだ、チェックインしなければ!
羽田でロンドン→セビリアのチケットを発券できなかったから、ここで発券してもらわないといけません。

ロビーのようなところに出て……

チェックイン窓口を探し……

あれ?もしかしてこれ……

どう見ても、街

空港の外に……出ちゃった?

第2回へ続く


いいなと思ったら応援しよう!